紀南地方でもCOVID19デルタ株による第五波の猛威が続いております。
当院の発熱外来でも連日陽性者がでており
昨日PCR検査を実施した6名のうち半分が陽性でした。
陽性者はいずれも「思い当たる場所に行った」方々のようです。
パブで一緒に飲んでいた友人が
「俺、コロナかも」と言っていたと仰っていた発熱患者様も
PCR検査でデルタ株陽性でした。
当院では8/22(日)に全スタッフと全入院患者様の抗原定性検査を実施し
全て陰性が確認されております。
また、当院全スタッフにN95マスクを配布し着用を徹底しており
医療、看護、介護スタッフ、及び事務スタッフ全員N95マスクを着用しております。
入院患者様のワクチン接種も7割が終了しており
引き続き新規入院患者様の接種を継続中です。
入院患者様へのサージカルマスク着用も検討しましたが
高齢入院患者様の場合、サージカルマスク着用で低酸素血症や熱中症を来たす傾向があり断念し、
全ての病床を木製板の防護壁とカーテンで区切っております。
病床での入院患者様の身体ケア時には手袋やN95マスクに加え
ディスポーザブルの防護エプロンと防護キャップ、並びに
ゴーグルまたはフェイスシールドの着用を徹底しております。
ランニングコスト高沸は経営を圧迫しますが
再びクラスターで1ヶ月籠城するよりマシです。
想定外の発熱時等には、直ちにPCRまたは抗原定性検査を実施しております。
濃厚接触疑いのある新規入院患者様は保健所が濃厚接触判定をしなくても
念の為14日間隔離し
フルPPE装着で対応し、部屋から出るゴミもコロナ汚染廃棄物対応としております。
また、アルコールウエストポーチと防護メガネを
辻医院とイストワールの全スタッフに配布して装着を推奨しております。
スタッフには職場での飲食は必ず1人で黙ってとり
同室者はマスク装着を義務付けています。
2人以上が同時にマスクを外すことの無いよう指導しています。
また、家族内感染を避ける為
出来るだけ食事を家族と別にとる様お願いしています。
体調が悪ければ直ちに業務を離れて報告し
PCR等の検査を実施し自宅待機としています。
私も自宅内で常にマスクを着用し
家族とは2m以上距離を空けて生活しており
家族とは別の場所で飲食をとり
近くでの団らんは避けて
睡眠も各自個室でとっています。
これだけ感染対策を講じても
デルタ株院内感染の脅威から逃れることが出来ないのであれば
私も諦めがつきます。
依然として入院患者様への面会を許可することが出来ない状況にあり
ご家族様には本当に申し訳ありませんが
引き続きスタッフ一丸となって感染対策を実施して参りますので
どうかご協力の程宜しくお願い申し上げます。
医療法人外科内科辻医院
8/13・8/14・8/15は
お盆休みにより
当院の外来診療は休診とさせて頂きます。
ご不便をお掛け致しますが
ご理解の程
宜しくお願い申し上げます。
外科内科辻医院
開催中の東京オリンピック2020エンブレムの作者
野老朝雄氏に2011年デザイン頂いた当院ロゴマーク。
鏡面仕上げで周囲の景色を写し込み
天候や時間帯によって色が変化します。
夏は影も面白いです。
設置場所も野老氏が決定下さりました。
美術出版社から今春発行された野老氏の初作品集
「野老紋様集2001-2021→」で
2011年の作品として当院もご紹介下さっております。
因みに現在、愛知県常滑市のINAXライブミュージアムで
「DISCONNECT/CONNECT【ASAO TOKOROxNOIZ】幾何学模様の律動、タイリングの宇宙」
が開催されていて
YouTubeでオープニングトークと展示内容を拝見出来ます。
タイルピラミッドに投影した
プロジェクションマッピングによって変容するトコロ柄。
宛ら21世紀版エッシャーのだまし絵のようで興味深いです。
オリンピック開会式はドローンでしたが
閉会式は是非プロジェクションマッピングによるトコロ柄の演出を
見てみたいです。
夏の南方熊楠邸。
中央は栴檀(センダン)の大木