有床診療所へのスプリンクラーと自動火災通報装置の設置稼働は
火災発生時の防災マニュアル上、大きな変革をもたらしました。
火災感知器作動と同時に田辺消防本部に自動通報がなされる為、
火災現場確認前に消防署から逆信電話が掛かって来ます。
火災現場確認班と119番通報班が同時進行で火災対応を行なうこととなり
これまでよりスピーディーに事が進み緊急対応という点で良くなったのですが
赤電話に出ると火災現場確認情報未収集の状況で
119番通報班は消防署に情報伝達を行なわなくてはなりません。
具体的にはナースステーションに設置している赤電話で
火災受信機の地区灯点滅区域情報と、
現時点での入院状況を消防署に報告することとなります。
火災現場確認班の調べで火災が誤報の場合は、
再度119番に誤報連絡となりますが
恐らくその時点で消防車は出動済・・・。
初期消火が可能なのは「炎が天井に燃え移る」迄と認識していましたが
「炎が目の高さ」迄だそうです。
防火扉で遮断された防火区画の階段室に逃げ込むのですが
誘導灯が点滅していない非常階段は火元の可能性が高く危険なので
そちらには逃げない事。
点灯している誘導灯方面が安全なので、そちらに逃げて下さい。
入院中の皆様、ご協力有難う御座いました。
御指導頂きました田辺消防本部の皆様、ワカボーの皆様
どうも有難う御座いました。
辻医院スタッフの皆様、今日はお疲れ様でした。
また、次回も宜しくお願い致します。