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今年もあと1か月・・・

_2015.11.30

 

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上屋敷周辺で

ノロウイルスによる感染性胃腸炎が

流行しております。

手洗い、うがいをしっかり行なって

感染予防を心がけましょう。

 

来院患者様で

嘔吐、下痢症状のある方は、

必ず先にお声をお掛け下さい。

感染予防の為

直ちに個室に誘導致します。

 

また

ノロウイルス検査ご希望の方は

お申し出下さい。

 

 

平成27年度和有協総会誌完成!

_2015.11.26

海南の辻 寛先生が

「有床診療所の日」の準備をして下さっている間

私は何をしていたかというと・・・

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今年8月29日に

奥クリニック 奥 篤会長のもと開催された

第21回和歌山県有床診療所協議会総会の

報告書を作成しておりました。

現在、会員事務局が当院なので

朝起きたらいつのまにか完成していて

発送までされているという

虫のいい話など決して起こる筈もなく(笑)

録音したボイスレコーダーを聴いて

コツコツ文字起こしをしました(汗)。

青木先生や奥先生が

長年この作業をして下さっていたことに

心より感謝。

そして、あまりお手伝いができず

申し訳ありませんでした・・・。

なかなか聞き取れない部分もあって、

間違いもあるかも・・・(スミマセン)。

講演会部分はギブアップして業者(モジフル)を使用しました(自腹)。

会員の皆様には発送済です。

全国総会報告部分は有床診の最新情報が満載ですので

是非ご一読を。

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来年度の総会スポンサーは

私の中学時代からの

友人が立ち上げた臨床検査会社

「関西臨床検査総合研究所」様

当院の外注検査を全てお願いしておりますが

迅速・正確で

費用も安く

とてもお勧めです。

会員の皆様も是非ご利用をご検討下さい。

 

今日の読売新聞の朝刊(和歌山版)

_2015.11.26

12月4日は「有床診療所の日」

和歌山県有床診療所協議会役員会で

何か告知活動を行えないか相談したところ

副会長の

海南市、辻整形外科の辻 寛先生が

自家製の啓発ポスターを作って

読売新聞に働きかけて下さりました。

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僭越ながら

少し記事を修正させて頂くと、

2014年10月末の全国の有床診療所数は

8447件。

1990年の約3分の1に減少しています。

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でも、本当に時間の無い中で

とても良く有床診のことを

解りやすく纏めて下さっており

素晴らしいポスターとなっています。

その上

有床診療所の日には会員みんなで

院内に掲示ができるように

人数分のポスターを準備して

遥々田辺市までお届け下さりました。

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辻 寛先生、本当にどうも有難うございました(感激)。

直ちに会員の皆様にポスターを郵送させて頂きます(感謝)。

地域医療構想策定にあたっての和歌山県有床診療所協議会からの要望書(改定案)

_2015.11.25

文責:辻 興

(注:頂いた御意見を基に、要望書を改定しました。更に御意見を募集中です。11月30日締切)

 

第6次医療法改正において有床診療所の病床は病院病床と同様、地域医療構想に組み込まれました。しかし有床診療所の病床が果たす役割は病院とは全く異なります。地域のかかりつけ医である有床診療所の病床は極めて柔軟に地域のニーズに対応し多彩な役割を担っております。その為、病院を基準に考えられた4つの病床機能、①「高度急性期機能」②「急性期機能」③「回復期機能」④「慢性期機能」の内、何れか1つの機能のみで有床診療所の病床機能を評価するのは妥当ではありません。その点は病床機能報告制度上も考慮されており、別に有床診療所病床が担うべき5つの機能、①「病院からの早期退院患者の在宅・介護施設への受け渡し機能 」②「専門医療を担って病院の役割を補完する機能」 ③「緊急時に対応する機能 」④「在宅医療の拠点としての機能 」⑤「終末期医療を担う機能」が設定されており、報告が義務付けられております。こちらの機能こそ、本来、有床診療所の病床機能評価上重視すべきポイントであり、事実、多くの有床診療所はこれらの機能の内複数を担い、地域でかかりつけ医としての役割を全うしております。その為、病院を基準に設定された4つの病床機能の内、急性期機能を担うと報告した病床が多いからといって、有床診療所に対し回復期機能に転換を促す行為は、地域の求めに応じ多彩な機能を担っている有床診療所病床機能への理解不足と考えます。

診療報酬上の評価も、有床診療所と病院では全く異なります。有床診療所が使う医療費は全医療費の1%しかなく、有床診療所を全て潰しても、持続可能な地域医療構想実現は不可能です。有床診療所入院基本料は病院と異なり極めて安く設定されており、介護施設よりも安く抑えられております。1日24時間看取りを含む医療を提供しても9時5時のデイサービスや1回数十分で終わる訪問診療の報酬と何ら変わりありません。あまりに安い入院基本料の為、多くの有床診療所において病床部門は赤字を強いられ、外来収益等から補填してようやく病床を運営している現状です。平成26年度診療報酬改定において、漸く有床診療所が果たす機能に応じた評価がなされ、安すぎる有床診療所入院基本料に対し、僅かながら引き揚げが実施されましたが、引き上げ額が少ない為、現状改善には程遠く、スプリンクラー設置義務化等の支出に耐え切れず、今尚有床診療所の病床は減少を続けております。それでも有床診療所が採算度外視で病床を運営しているのは、地域のかかりつけ医としての自負からであり、地域の求めに応じ、地域で必要とされる病床機能を担っているからに他なりません。介護施設よりも安い、極めて安価な入院医療を提供している有床診療所の病床は極めてコストパフォーマンスが良く、将来も持続可能な医療資源確保において、本来ならば高価な病院の病床を減らし、安価で地域に密着した有床診療所病床の比率を増やす方が合理的と考えます。地域医療構想実現の上で、安価な有床診療所病床を減らすのは逆効果です。また、小規模でも無床診療所の数倍の建築費用が既に掛かっており、その上スプリンクラー設置義務化で更なる経費捻出を強いられる個人経営の有床診療所に対し、病床閉鎖を半ば強制的に促す行為は、診療所存続に係る大問題であり、行政行為として行き過ぎであります。

よって、以下の要望実現を強く求めます。

 

要望

 

① 有床診療所自らの意志で病床閉鎖を選択する場合を除き、有床診療所の病床閉鎖を地域医療構想上、行政が強制することが有りませぬ様、強く要望致します。

 

② 少子化対策の上で、地方において出産を担う医療機関の減少は大問題であり、地域医療構想上、日本の出産の40%を担う産科有床診療所の病床削減は決して実施しないよう要望致します。

 

③ 地域での病床増加を黙認してきたのは行政の責任であり、医療行政の新たな施策である地域医療構想実現の為に、病床削減が必要ならば、個人経営の病院や診療所の病床を削減するのではなく、公立病院の病床を削減し構想を実現するよう要望致します。

 

④ 地域医療構想策定に参画する和歌山県医師会内には、有床診療所の意見を集約するシステムが未だ確立されておりません。その為、県下有床診療所の意見を地域医療構想策定に反映させるのは困難な状況にあります。その為、地域医療構想策定における直接的、継続的な和歌山県有床診療所協議会参画の場を確保願います。

 

⑤ 和歌山県の何処に有床診療所が存在して、どの様な役割を担っているかを、特に有床診療所特有の5つの病床機能について、行政として県民に周知願います。

 

⑥ 地域医療構想を担う有床診療所入院基本料の適正な評価と引き上げ、特に介護施設との逆転の是正を強く要望致します。

 

以上

地域医療構想策定にあたっての和歌山県有床診療所協議会からの要望(原案)

_2015.11.12

文責:辻 興

第6次医療法改正において有床診療所の病床は病院病床と同様、地域医療構想に組み込まれました。しかし有床診療所の病床が果たす役割は病院とは全く異なります。地域のかかりつけ医である有床診療所の病床は極めて柔軟に地域のニーズに対応し多彩な役割を担っております。その為、病院を基準に考えられた4つの病床機能、①「高度急性期機能」②「急性期機能」③「回復期機能」④「慢性期機能」の内、何れか1つの機能のみで有床診療所の病床機能を分類するのは本来妥当ではありません。その事実は病床機能報告制度上も考慮されており、別に有床診療所が担うべき5つの機能、①「病院からの早期退院患者の在宅・介護施設への受け渡し機能 」②「専門医療を担って病院の役割を補完する機能」 ③「緊急時に対応する機能 」④「在宅医療の拠点としての機能 」⑤「終末期医療を担う機能」として設定されており、有床診療所病床の担うべき役割として報告が義務付けられております。こちらの分類こそ、有床診療所の病床機能の評価上重視すべきであり、事実、多くの有床診療所はこれらの機能の内複数を担い、地域でかかりつけ医としての役割を全うしております。その為、病院を基準に設定された4つの病床機能の内、急性期機能を担うと報告した病床が多いからといって、有床診療所に対し回復期機能に転換を促す行為は、地域の求めに応じ多彩な機能を担っている有床診療所病床機能への理解不足と考えます。

医療費においても、有床診療所の置かれている状況は病院とは全く異なります。有床診療所が使う医療費は全医療費の1%しかなく、有床診療所を全て潰しても、理想とする地域医療構想実現は不可能です。有床診療所入院基本料は病院と異なり極めて安く設定されており、介護施設よりも安く抑えられております。1日24時間看取りを含む医療を提供しても9時5時のデイサービスや1回数十分で終わる訪問診療の報酬と何ら変わりありません。あまりに安い入院基本料の為、多くの有床診療所において病床部門は赤字であり、外来収益等から補填してようやく病床を運営している状況です。平成26年度診療報酬改定において、漸く有床診療所が果たす機能に応じた評価がなされ、安すぎる有床診療所入院基本料に対し、僅かながら引き揚げが実施されましたが、已然として安く、スプリンクラー設置義務化等の支出に耐え切れず、今尚有床診療所の病床は減少を続けております。それでも有床診療所が採算度外視で病床を運営しているのは、地域のかかりつけ医としての自負からであり、地域の求めに応じ、地域で必要とされる病床機能を担っているからに他なりません。介護施設よりも安い、極めて安価な入院医療を提供している有床診療所の病床は極めてコストパフォーマンスが良く、将来も持続可能な医療資源確保において、本来ならば高価な病院の病床を減らし、安価な有床診療所の病床を増やす方が合理的であり、地域医療構想実現の上で、安価な有床診療所病床を減らすことは逆効果です。また、小規模とはいっても無床診療所の数倍の建築費用が既に掛かっており、その上スプリンクラー設置義務化で更なる経費捻出を強いられる個人経営の有床診療所に対し、病床閉鎖を半ば強制的に促す行為は、診療所存続に係る大問題であり、行政行為として行き過ぎであります。

よって、有床診療所自らの意志で病床閉鎖を選択する場合を除き、有床診療所の病床閉鎖を地域医療構想上、行政が強制することが有りませぬ様、強く要望致します。

また、少子化対策の上で、地方において出産を担う医療機関の減少は大問題であり、地域医療構想上、日本の出産の40%を担う産科有床診療所の病床削減は決して実施しないよう要望致します。

地域での病床増加を黙認してきたのは行政の責任であり、医療行政の新たな施策である地域医療構想実現の為に、病床削減が必要ならば、個人経営の病院や診療所の病床を削減するのではなく、公立病院の病床を削減し構想を実現するよう要望致します。

 

「自動火災通報装置」を用いた火災訓練

_2015.11.05

今日は「津波防災の日」。

当院では

今年2回目の防災訓練を実施しました。

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今回の目玉は

「自動火災通報装置」の動作確認でしたが

正常に作動することが確認できました。

なかなかのスグレモノだと思います。

 

天井の火災感知器が煙を感知すると

2Fナースステーションにある

自動火災通報装置が

勝手に作動し

田辺消防本部に火災を自動通報。

直ちに田辺消防から確認の電話が

2Fナースステーションに掛かってきました。

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私も院内併設の自宅で生活をしていて

緊急時には病棟に駆けつけるのですが

基本、当院は私を除く夜勤常時2人態勢です。

夜勤帯の火災発生時は

夜勤者2人が一緒に火災発生現場に駆けつけ

1人は「初期消火」

1人は「避難誘導」と「119番通報」

を担うことになるのですが

この度

自動火災通報装置の運用が開始されたことで

「119番通報」は自動通報装置が担ってくれます。

現場の負担はかなり軽減した印象です。

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火災発生時は

火災確認に2人とも向かうので

赤電話のあるナースステーションは空の状態になります。

その為、

自動通報後の消防署からの確認電話には

対応できない可能性があります。

でも、電話対応の為

ナースステーションに残る必要も無く

無理に電話に出る必要もありません。

「初期消火」と「避難誘導」を

しっかり行えばよいのです。

消防署からの確認電話に出ない場合

消防署は火災発生と判断し

消防車が駆けつけてくれます。

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※火災が誤報と確認出来た場合は、

至急、消防署に誤報の旨を報告下さい。

報告が遅れて、消防車が来てしまっても

それはそれでよいとのお話でした。

ググると何故か有床診療所だけ医療機関マークが付かない?

_2015.11.05

先の和歌山県有床診療所協議会役員会で

気になる噂を耳にしました。

 

「ネットで地図を検索すると

病院も無床診療所も歯科医院も

医療機関にはすべて赤い十字マークがついて

医療機関としてすぐに認知出来るのに

なぜか有床診療所だけ、どこも

この医療機関マークが表示されていない」

・・・???

実は私も気づいていたのですが、

当院だけ付け忘れられたのだろうと

放置しておりました。

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↑ 近所の歯科医院には

医療機関のマークが表示されていますが

有床診の当院(真中)には表示されていません。

 

確かに調べてみると、当院以外の

他の和歌山県下の有床診療所も

この「医療機関マーク」が表示されていない模様(驚)。

 

カーナビの地図も、

有床診の表示は分かりにくい印象があるので

G社だけの問題ではないのかもしれません。

 

長らく、有床診療所の病床は医療政策上

無視されてきたので

有床診療所を認知させないよう

政治的な圧力が

掛かっているのではないか?

との陰謀説が(怖)?。

政策上の有床診いじめ???

 

まさか、この法治国家で

それはない。

きっとフェアプレイ。

そんな姑息なこと

きっとしない( と信じているのですが・・・)。

 

現在では、有床診の病床は地域の病床として

公に認められており、地域医療計画上もカウントされております。

もし、政策上の差別を行っているのならば

大問題です。

 

とりあえず本日、G社にメールにて問い合わせ

他の医療機関と同様、医療機関の表示を頂くよう

改善を要請いたしました。

(返事が頂けるかは解りませんが。)

 

県民の友11月号

_2015.11.01

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指名手配の上(笑)。

9月始めに県庁広報課に掲載をお願いしたところ

すでに構成が済んでいて、スペースが無いけどと

隙間に小さく入れて下さりました。

文章は医務課の方が作って下さったそうです。

 

「載ってないけど・・・」

うちのかみさんには見落とされました(涙)。

 

11月号は「地域医療の今と未来」がテーマ。

地域医療構想のことが書かれていました。

県庁医務課がご担当だそうですが

現在の和歌山県での有床診の認知度は

この程度なのでしょう(涙)。

来年はもう少し大きく取り上げてもらえるよう

頑張ります(笑)。

 

因みに、地域医療構想の実現に向けて

病床機能を4つ

高度急性期、急性期、回復期、慢性期に分けて

急性期が多いから回復期への移行を行政は勧めていますが

この分類は主に大病院向きの考え方。

極めて大まかです。

地域の病床の担う細かな機能が抜けています。

特に「終末期医療」は完全に無視され

抜け落ちています。

「看取りには医療を施すな」と

行政は考えているように感じます。

でも、人間の尊厳を守る為には、

医学的な疼痛管理は必要不可欠です。

小回りの利く有床診の病床は、

地域に密着していて

地域の要請に応じて

地域に欠けている病床機能を柔軟に

補っております。

その為

この病院向けの4分類で機能分類するのは無理があり

厚労省もその事実を認識しています。

その為

別に有床診の病床機能として

別に以下の5つが

有床診の担う機能報告として認められています。

 

有床診療所の担う病床機能

①病院からの早期退院患者の在宅・介護施設への受け渡しとしての機能

→ 回復期、介護

②専門医療を担って病院の役割を補完する機能

→ 一般急性期

③緊急時に対応する医療機能

→ 亜急性期、一般急性期

④在宅医療の拠点としての機能

→ 一般急性期~回復期

⑤終末期医療を担う機能

→ 終末期

 

ほとんどの有床診療所はこれら5項目のうちの

複数の病床機能を担っていて

地域に欠けた部分を

柔軟に補い

地域医療を守っているのです。

 

来年の「有床診の日」の県民の友には

有床診の担う病院とは異なった5つの病床機能について

掲載頂き、有床診の果たしている役割を

県民の皆様に

そして、

地域医療構想を策定する行政の方にも

告知頂きたいと考えています。

(恐らく、県行政の方も、まだ

あまり良く解って下さっていないように思います。)

 

 

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