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告知:4月1日より辻啓次郎医師の外来診療時間は午前のみとなります。

_2015.01.22

今年4月1日より

第2診察室:医師 辻 啓次郎

の外来診療時間が下記に変更となりますので

ご了承下さい。

月・火・水・金・土曜日:午前9時~正午まで

木曜:午前9時~午前11時30分まで

 

尚、

第1診察室:医師 辻 興

の外来診療時間は

月・火・水・金曜日:午前9時~正午、午後1時30分~午後5時30分まで

木・土曜:午前9時~正午まで

となります。

4月1日以降も

外来診療時間に変更はございません。

 

また、

4月1日より

医師 辻 興 による

訪問診療は外来診療終了後にスタートとなるため

月・火・水・金曜日:午後5時30分より開始

木曜日:午後1時以降開始

に変更となります。

 

ご不便をお掛け致しますが

宜しくお願い申し上げます。

 

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(↑ 昨年末より在宅診療に電子カルテが導入されました。

本年度中に入院の電子カルテ稼働も予定しております。)

 

また、当院では

昨年の病床機能再編の影響により

中核病院等からの転院受け入れが増加しております。

在宅医療や介護施設では対応困難な

入院治療を要する重症患者様が主体であり

当院では夜勤看護職員を増員し

病床フル稼働で対応しております。

当院は急性期・終末期治療を主とした有床診療所の為、

病床回転率は高く、

空床は出来易いのですが

只今、入院までに暫しお時間を頂いております。

入院ご希望の患者様には、空床が出次第

早急に入院のご連絡をさせて頂いておりますが

ご迷惑をお掛けしております。

 

本当に申し訳ありませんが

ご理解の程

宜しくお願い申し上げます。

 

納入価が保険償還価格の2倍以上?有床診での輪状甲状膜切開患者の呼吸管理は大赤字です!

_2015.01.16

昨年末

保険償還書価格が納入価よりも安い

気切チューブのことを書きましたが

こうしたおかしな例は、

まだまだ沢山あって、特に呼吸器管理領域で著明に多く存在します。

呼吸器外科出身の私としてはとても許せません。

誤嚥性肺炎の入院が8割を占める当院において、

最近困っているのが

「輪状甲状膜切開チューブ」留置の患者様。

IMG_9561

これまで救命センターでは急性呼吸不全で運ばれてくる患者様に対し、

気道確保の為に気管切開が行われてきましたが

近年、CVライン確保等で利用されているセルジンガー法を応用し

より外科的侵襲少なく気道確保ができる

輪状甲状膜穿刺キットが普及し、汎用されています。

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このキットを挿入された多くの症例において、

喀痰分泌量が減らず、鼻腔や口腔からの吸引では

気道閉塞を来す為、

喀痰吸引のために「輪状甲状膜切開チューブ」が抜去できず、

留置したまま当院に転院されてくる患者様が急増しています。

このチューブは、気切チューブと比較して内腔が狭い為、

専用の細径の吸引チューブしか挿入できず、

長期使用していると、内腔が痰などの付着物で徐々に閉塞してくるため、

月1回程度の定期的な入れ替えが望ましいのですが、

なんと入れ替え用の安価なキットが存在しません。

新規挿入用のメスなどが入った高価なキットを入れ替え用に利用するしかないのですが

このキットの納入価がとても高い。

2キットのセット売りでしか購入できず、2キットで税抜定価25000円。

問屋で相見をとって最大限割り引き21000円となるも、税抜1キット10500円。

消費税8%込で1キット11340円です。

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事務さんに調べてもらうと、この償還価格がなんと4820円???!!

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セルジンガー法を利用して、リスクのある同チューブ入れ替えを1回行う度に

当院では6520円の赤字を計上しているのです!

ちなみに窒息のリスクを伴う入れ替えの手技料は請求できません。

また、日常のこのキットを用いた痰吸引には、専用の径の細い吸引チューブ(10Fr)が必要で、

一番安いものでも50本入り消費税抜き定価4000円、値引きして税抜3200円、税込3456円かかります。

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当院では口腔吸引用の径14Fr通常タイプと輪状甲状膜切開チューブ用細径10Frの2本を感染防止の為、毎日新調し、

専用の酸性水を作成して洗浄、保管していますが、これらの管理費は全く請求できません。

有床診の2倍以上の入院基本料を請求できる病院では、この赤字は大した問題にはならないのかもしれませんが、

病院の半額の入院基本料で同様の管理を強いられる有床診には死活問題、大問題なのです。

また、こうした費用と手間、リスクのかかる患者様は、老健などの介護施設では受け入れてくれません。

老健の入所待機者が多いということは、入所者の選定が可能ということ。

よく実感することですが、手間やリスクのかかる患者様は後回しとなって、いつまでたっても入所させてもらえません。

介護施設よりも安い有床診入院基本料設定は本当に理不尽で、とても憤りを感じます。

このチューブが留置されている入院患者様を抱えていると、脱落時の再挿入は看護師では困難なので、

主治医は携帯が手放せず、遠出もままなりません。

こうした理不尽な診療報酬設定が、

長年ぎりぎりの入院基本料での経営を

余儀なくされてきた有床診を

絶滅に追い込んでいるのです(怒)!

謹賀新年

_2015.01.01

3

新年、明けましておめでとうございます。

 

4

今年も皆様のご健康とご多幸をお祈り申し上げます。

 

1

元旦の南方熊楠邸雪景色(借景)

 

2

田辺湾(医院屋上より)

 

5

扇ガ浜 (対岸は南紀白浜です)

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