夏日が続き
様々な事業所を産業医として伺うと
コロナ禍の夏場の換気、熱中症対策をどうするかで
みんな困っているようです。
コロナ禍における感染防止には
換気が重要で
窓開け(自然換気)や換気扇(機械換気)による
空気の入れ替えが必須です。
当院でも24時間換気装置が備わっていますが
24時間換気装置は一般には1時間に部屋の空気の半分を入れ替える機能を有し
病室ではより強力で1時間に部屋の空気を2回交換する機能が備わっています。
でも換気だけでは夏本番の暑さと湿度に太刀打ち出来ません。
熱中症の予防には
エアコン(空調)の助けが必要で、当院でもすでに稼働中です。
しかしエアコンは一般的に換気機能を有しておらす
別に換気対策をとらないと
室内のウイルスを拡散させて危険です。
でも、窓を開けたままエアコンを稼働させるのでは冷却効率が悪くなります。
施設によって、利用者の数によって、
最適なバランスを模索する必要が有るようです。
当院では現在、寒くない限り窓を全開にして24時間機械換気も稼働させ
気温上昇時には窓を閉めてクーラーを稼働させ
24時間換気は可能であれば稼働させたままとしています。
30分に1回5分間の窓開放(自然換気)もしくは
1時間に10分の窓開放も実施しており
その際はエアコンは稼働させたまま換気しています。
尚、当院での換気は
①空調メーカー「ダイキン」ウェブサイトの「空気とくらし」内
上手な換気の方法~住宅編~
上手な換気の方法~オフィス・店舗編~
②⽇本建築学会
新型コロナウイルス感染症制御における「換気」に関して
「換気」に関するQ&A
等を参考にしています。
いつも当協議会運営に際しご支援を賜り有難う御座います。
会員の皆様の御協力のもと、5/25付で
「令和2年度第26回一般社団法人和歌山県有床診療所協議会定時社員総会」
が開催され、全ての議案が承認可決されました。
法人事務局・風神会計事務所の皆様、並びに会員の皆様の御協力に
心より感謝申し上げます。
尚、令和2年度事業計画は以下の通りです。
≪令和2年度事業計画≫
①県下有床診療所が担っている病床機能の周知と更なる有効活用に向けて、
県民や行政に情報発信を行なう。
② 全国有床診療所連絡協議会との連携のもと、
次世代に継承・永続可能な経営環境実現に向け、
担っている役割に相応しい入院基本料引上げを求める。
③地域医療構想調整会議において、有床診療所特有の5つの病床機能の理解を促し、
新たに6番目の病床機能として、「医療と介護を一体的に提供する機能」の周知に努め、
医療政策上の有効活用を促進する。
また、貴重な医療資源である産科有床診療所の病床削減審議からの除外を促す。
④在宅復帰率において病院回復期リハ病棟と遜色の無い実績を上げ、
入院基本料も安い有床診療所での回復期リハの周知を促す。
また、有床診療所「回復期リハ病床」の創設を働き掛ける。
⑤有床診療所病床を用いた、より安全・安心なショートステイの周知を行ない、
有床診療所の介護事業参入を促す。
⑥協議会ホームページを活用し、各会員が地域で担っている役割を発信し、
12月4日の「有床診療所の日」記念行事等を用いた広報活動を促進する。
⑦本邦唯一の法人格を有する有床診療所協議会として、
他の都道府県有床診療所協議会の法人設立の為の情報提供や支援を行なう。
⑧近畿ブロック会活動への参加と、
協議会未設立の奈良県、京都府、大阪府への設立支援を行なう。
⑨県下有床診療所の一致団結と情報共有、意見の集約と将来展望構築の為、
更なる会員増強を目指す。
⑩新型コロナウイルス感染症対策として会員相互の協力と支援を行なう。
【和歌山県有床診療所協議会会員事務局】
赤木渓水郷
今日からオープン。
美しい新緑と、小川のせせらぎと、そよ風
こころが洗われます。
本当に心地よい季節。
コロナウイルスも
コロナ疲れも吹っ飛びます。
鮎の塩焼きをほおばって
身体も再生。
ここはシェルターのような場所。
いつもどうもありがとう。
永年の大ファンだったフランスの俳優
ミシェル・ピコリ氏が5/12に永眠されたそうです。
94歳。脳卒中とのこと。
私の学生時代のお気に入りの映画には
必ずと言ってよい程、出演されていた。
恐らくピコリ氏の放つ空気感に酔っていたのだと思う。
今でも何回見てもワクワクする。
マルチェロ・マストロヤンニとミシェル・ピコリ
大好きな2人がアニエス・ヴァルダの「百一夜」で共演した時は
感動して何回も映画館に通った。
本当に楽しかった。
ムッシュ・シネマ
安らかにお眠り下さい。
夏日です。
日差しが強く
マスクをつけていると
熱がこもります。
熱中症注意。
ソーシャルディスタンスを保ってマスクを外し
水分を取り
窓を開けて換気をして
扇風機やクーラーを使いましょう。
窓がやたらと多いのが当院の強みです(笑)。
院内感染防止の為
院内に入館される方は
必ずマスクを着用下さい。
マスクをお持ちで無い方は
入館されず
インターホンを押して下さい。
外科内科辻医院
感染委員会
◆新型コロナウイルスに感染すると平均して5日から6日、最長で2週間ほどの潜伏期間を経て症状出現。初期の症状としては、いわゆる「かぜ」と同じようなものが多い。
◆「WHO」は、最も多い症状として発熱や乾いたせき、体のだるさを挙げ、
患者によっては鼻づまりやのどの痛み、それに下痢なども起きると指摘。
◆米国CDC:疾病対策センターは症状について
「発熱」「せき」「息苦しさ」を挙げてるが
次の症状のうち、2つ以上の症状があると感染している可能性があると指摘。
・発熱
・寒気
・悪寒
・筋肉痛
・頭痛
・のどの痛み
・味覚または嗅覚の異常
(子どもでも出る症状は大人と同様としている)
重い症状の場合(状息ができなくなったり、胸の痛みが続いたり、顔や唇が青ざめたりした場合など:※※)は、深刻なサインの為すぐに医療機関受診(119番通報等)
※※参考:
「緊急性の高い13の症状」 【2020年4月29日厚労省公表】
新型コロナウイルスに感染して宿泊施設や自宅で療養する軽症の患者について、厚生労働省は4月29日、「唇が紫色になっている」「座らないと息ができない」など、重症化の前兆となる緊急性の高い症状を自分でチェックできるリストを公表。
緊急性高い13の症状
【表情・外見】
①顔色が明らかに悪い
②唇が紫色になっている
③いつもと違う、様子がおかしい
【息苦しさなど】
④息が荒くなった(呼吸数が多くなった)
⑤急に息苦しくなった
⑥生活をしていて少し動くと息苦しい
⑦胸の痛みがある
⑧横になれない。座らないと息ができない
⑨肩で息をしている
⑩突然(2時間以内を目安)ゼーゼーしはじめた
【意識障害など】
⑪ぼんやりしている(反応が弱い)
⑫もうろうとしている(返事がない)
⑬脈がとぶ、脈のリズムが乱れる感じがする
厚生労働省は当初、軽症の患者や症状のない人について、宿泊施設や自宅で療養する方針を示していたが、自宅待機中の死亡事例があり、宿泊施設での療養を基本とする方針に変更。
家庭の事情で自宅で療養する患者もおり、容体が急変する可能性もあることから、緊急性の高い症状を自分でチェックできるリストを公表。
厚生労働省はこれらの項目を患者や家族が原則1日2回確認し、該当する項目が1つでもあれば自宅療養の人は自治体の連絡窓口、宿泊施設であれば配置されている看護師などにすぐに連絡することとなる。
NHK特設サイト参照
新型コロナウイルス感染疑いの方の
「帰国者・接触者相談センター(田辺保健所:℡:0739(26)7933)」
への相談の目安が変更されました。
院内感染防止の為、この目安を遵守頂きます様、宜しくお願い致します。
帰国者・接触者相談センター(保健所)への相談の目安(5/8変更)
◆「息苦しさ」「強いだるさ」「高熱※」等の強い症状のいずれかが有る方
⇒ すぐに「帰国者・接触者相談センター(保健所)」に電話相談
(※「高熱」の具体的体温は提示されていません。)
◆比較的軽い風邪症状の有る方で、以下のいずれかの症状の有る方
「高齢者」
「糖尿病」
「心不全」
「呼吸器疾患」
「人工透析患者」
「免疫抑制剤使用中」
「抗がん剤使用中」
「妊婦」
⇒ すぐに「帰国者・接触者相談センター(保健所)」に電話相談
◆比較的軽い風邪症状が続く場合
⇒ 「帰国者・接触者相談センター(保健所)」に電話相談
◆比較的軽い風邪症状が4日以上続く場合
⇒ 必ず「帰国者・接触者相談センター(保健所)」に電話相談
※NHK新型コロナウイルス特設サイトより引用(5/9)