① 有床診療所に関する県下唯一の協議団体である当協議会は、安価で柔軟な地域の病床として地域医療を支える県下有床診療所の一致団結を推し進め、県下有床診療所に対する積極的支援と情報提供、意見集約を行う。そして、行政への窓口として働きかけを行なう。有床診療所の更なる病床機能向上、防災対策の充実に努め、安心の医療が提供される環境実現を目指す
② 次世代に継承・永続可能な経営環境実現を目指し、有床診療所の病床部門単独で経営が成り立つ安定した経営基盤実現に向け、有床診療所病床が果たしている病床機能に相応しい入院基本料や加算、算定要件獲得を求める。看取りまで担う有床診療所入院基本料が、介護施設入所報酬よりも安く抑えられている現状の見直しを求め、有床診療所入院基本料の最低1万円以上への引き上げを求める。
③ 地域医療構想実現に向け、県医師会や県医務課との連携強化に努め、病院とは異なる有床診療所特有の5つの病床機能の理解を促し、医療政策上の有効活用を促進する。その為の県医療行政への恒常的な交渉ルートとして、県医師会内部に有床診療所部会等の設置を働きかける。また、行政との交渉力強化の為、当協議会の法人格取得を目指す。
④ 県民や行政に有床診療所への理解を深めて頂く為に、12月4日の「有床診療所の日」記念行事やウェブ配信を用い、積極的な広報活動を行う。
↑ 時間が押して、パニクっています(汗)
事業計画も欲張りすぎて長くなってしまいました(謝)
でも、どうにかクビにならず
やっと1年が経ちました。
この会は、私以外、皆、優秀なベテランですので
三役の誰が会長をやっても
現状より確実にグレードアップするのですが
それでも若輩者の私を立てて下さるのは
若手執行部を育てようとする
有床診諸先輩方の
親心です(感謝)。
有床診後継者の皆様
早く入会して、会長バトンタッチお願いします!(本音)
沢山勉強させて頂けます(本当)。
お陰を持ちまして、今年も
和歌山県有床診療所協議会総会、講演会、情報交換会を
無事終了することが出来ました。
御協賛頂きました関西臨床検査総合研究所の皆様
御講演頂きました風神会計事務所の風神正典先生
御参加頂きました会員の皆様
そしてご協力頂きました各クリニックのスタッフの皆様
本当に有難う御座いました!
和歌山県有床診療所協議会
会員事務局
今回は
いよいよ始まる地域医療構想を生き抜く
決起集会として
各有床診同志の親睦と
一致団結が最大の目玉です。
総会会場費を大幅に削減し
懇親会に会費を投入・還元致しました。
会場の「オテル・ド・ヨシノ」は
ロケーションもお料理も素晴らしく
勝田副会長の名進行と
ご準備くださったコンサートで
とても楽しい会となりました。
しかし、この会場、残念ながら
只今定員ギリギリです。
来年はもっと広い会場が
必要かもしれません。
来年のお勧めを募集中です。
只今、辻医院全館にスプリンクラー設置工事を行っております。
外来診療、入院診療を継続しながらの工事となりますので
大変ご不便をお掛け致しますが、
皆様のご理解の程、宜しくお願い申し上げます。
外科内科辻医院
開催日:平成28年8月27日 (クールビズ開催)
Ⅰ.総会「和歌山市医師会大会議室」(和歌山ビッグ愛4F)【PM4:00~5:00】
1. 挨拶、紹介等;(司会 粉川 信義 副会長)
①会長挨拶(辻 興 会長)
②祝電御披露(粉川 信義 副会長)
2. 報告事項;(司会 粉川 信義 副会長)
①役員紹介(辻 興 会長)
②平成27年度事業報告(辻 興 会長)
③第29回全国有床診療所連絡協議会 静岡大会報告
第1日 (辻 寛 副会長)
第2日 (児玉 敏宏 副会長)
3.協議事項;(司会 粉川 信義 副会長)
①平成27年度 収支決算報告 (辻 興 会長)
②平成27年度 監査結果報告 (宮本 克之 監事)
③平成28年度 事業計画 (辻 興 会長)
Ⅱ.講演会「和歌山市医師会大会議室」(和歌山ビッグ愛4F)【PM5:00~6:00】
司会:粉川 信義 副会長
協賛企業挨拶:株式会社関西臨床検査総合研究所 前岩 良和 社長
(黒松 敏二 会長と共に総会・講演会への費用的・人的支援を賜っております。)
座長:児玉 敏宏 副会長
演者:風神会計事務所 風神 正典 先生
演題(1)「有床診療所のこれからの事業展開」
(参加会員毎に調査頂いたサ高住「介護圏調査レポート」を御提供頂いております。)
(2)「一般社団法人の運営について」
Ⅲ.情報交換会「オテル・ド・ヨシノ」(和歌山ビッグ愛12F)【PM6:00~8:00】
(司会・幹事 勝田 仁康 副会長)
1. 開会の挨拶 辻 寛 副会長
2. 乾杯 (木下 欣也 理事)
3. 演奏会(ハープ&フルート)
3. 閉会の挨拶 青木 敏 名誉会長
※以下、総会誌公表の参加者名簿より算出
北海道ブロック:計5名
北海道医師会:5人
東北ブロック:計7名
青森県医師会:5名
岩手県医師会:0名
宮城県医師会:0名
秋田県医師会:1名
福島県医師会:0名
山形県医師会:1名(協議会未設立)
関東ブロック:計24名
茨城県医師会:5名
栃木県医師会:0名
群馬県医師会:1名
埼玉県医師会:6名
千葉県医師会:1名
東京都医師会:4名(協議会未設立)
神奈川県医師会:7名
甲信越ブロック:計0名
山梨県医師会:0名
長野県医師会:0名
新潟県医師会:0名
北陸ブロック:計1名
新潟県医師会:0名
富山県医師会:1名
石川県医師会:0名
福井県医師会:0名
東海ブロック:計30名
愛知県医師会:1名(協議会未設立)
岐阜県医師会:3名
三重県医師会:0名
静岡県医師会26名 ※開催県
近畿ブロック:計1名
滋賀県医師会:0名
大阪府医師会:0名(協議会未設立)
京都府医師会:0名(協議会未設立)
兵庫県医師会:0名
奈良県医師会:0名(協議会未設立)
和歌山県医師会:1名:事務局員、総会のみ登録
中国ブロック:計14名
鳥取県医師会:0名
島根県医師会:3名
岡山県医師会:2名:懇親会にて和歌山と同席、県医師会で予算化されている
広島県医師会:4名
山口県医師会;5名
四国ブロック:計4名
徳島県医師会:3名
香川県医師会:1名
愛媛県医師会:0名
高知県医師会:0名
九州ブロック:計21名
福岡県医師会:5名
佐賀県医師会:4名
長崎県医師会:2名
熊本県医師会:5名
大分県医師会:4名
宮城県医師会:1名
鹿児島県医師会:0名
沖縄県医師会:0名
※近畿ブロックは和歌山県医師会からの1名(事務局員)のみ登録。
近畿の府県医師会からは本会に全く派遣されていないことがわかる。
20年前とは異なり、有床診療所病床が現在、法的に正式な病床としてカウントされているにも関わらず、
近畿の府県医師会は全国の有床診療所の現状を把握する唯一の機会である本総会に人員を派遣せず、
現状把握を行なっていないとすると、
そのような府県医師会が医療政策に参画し、地域の有床診療所を代弁して意見を述べるのは難しい。
地域医療構想も既に策定されており、病床削減が始まるこの時節において、
この事実は大問題です。
特に有床診療所協議会が設立されていない府県では、
有床診療所の先生方がどうなってしまうのか、とても心配です。
日本における入院システムの起源は小石川養生所をルーツとする有床診療所、
赤ひげの精神であることを
医師会が「かかりつけ医」を施策に掲げるならば
決して忘れないで頂きたい。