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病院等のブランディングでも有名な佐藤可士和氏を調べていたら
明治学院がヒット。
イエローのスクールカラーを基調とした
佐藤可士和氏によるブランディング
“Do for others” が理念だそうです。
毎回、産業医の更新直前に単位が足りず慌てるのですが
今回は佐藤可士和氏の作品見学を兼ねて
まとめて単位をゲットできる東京で産業医研修を受けました。
産業保健の今年のトピックスは昨年12月から始まった
ストレスチェック制度。
そして
ストレスチェック制度が一番ストレスになっているのは
恐らく産業医(笑)
50人以上の事業所は
この11月末までにテストを実施し
労働基準監督署に報告しなくてはなりません(汗)
従業員2000人の一流自動車メーカーの産業医の話では
95%がストレスチェックテストを受けて
そのうち5%が高ストレス者と判定され、
高ストレス者のうちのたった5%しか医師による面談を受けなかったとのこと。
つまり2000人の内、たった5名弱。
医師による面接を受けたことを事業主に知られたくない「偽陰性」が続出したそうで
従業員の心理として、これは致し方ないのかもしれません。
また、事業所への当てつけとしての「偽陽性」も多かったそうです。
それでも
「ストレスチェック制度の目的は『一次予防』にあるので
徐々にでも職場環境の改善に結びつけば良い」
と強調されていました。
こうした数々のメンタルヘルスへの取り組みが奏功して
日本での自殺者はこの6年減少し続けており
年間3万人から2万2千人に減少しているそうです。
佐藤氏のブランディングの前から
雰囲気のある学校だと思っていたら
ジェームス・カーティス・ヘボン氏が横浜に開いた
「ヘボン塾」を起源とする日本最古のミッションスクール。
ヘボン氏の信念は、新約聖書の
「人にしてもらいたいと思うことはなんでも、あなた方も人にしなさい 」
ご迷惑をお掛け致します。
H28年8月27日
和歌山県有床診療所協議会・情報交換会
閉会の挨拶:青木 敏 名誉会長
(文字起こし:辻 興)
(※一部、聞き損じがありますことをお詫び申し上げます)
本日は本当に最後までご苦労様で御座いました。
特に風神先生、どうも御講演のあと最後までお付き合い頂きまして有り難うございました。
私は、折角マイク頂いたのですけれども、もう7、8年、医者を辞めていますので、そして(全国)総会にも行ったことありません。それで最後に挨拶したりコメントする資格は全く無いでございますけれども、多分会長だと思いますけれども、「来年は、心から黙祷を捧げますので(笑)今年はもう最後ですんで。何か最後に喋っとけ。」(笑)というようなことでマイクを回してくれたんだと思います。(笑)それで30年あまり有床診療所をやってまして、病院の先生と違う生活をしておりましたので、ちょっとお話しさせて下さい。
一般の人は、ちょっと医者はお高く留まっているようで、一般にあんまり医者と遊びません。ところが有床診療所は同じ医者が何回も同じ患者を診るので自然と親しくなって、他の医者と比べて、住民との交わりが深くなってくると思います。特に時間外とか、深夜とか、休日に診察しますと、その時は時間が沢山ありますので、余計親しくなりますし、感謝もされます。今はもう酒飲みませんけれども、昔は酒飲みだったので深夜に診察しますと、朝4時までやっている居酒屋がございまして、そこに行って、ちょっとビール内緒で飲みます。(笑)警察に内緒で一杯飲んで。(笑)そこの人と話するのが非常に楽しいんです。そこの住民の人も酔っていますし、こっちも気が楽ですんで非常に親しくなります。食べる話も良くしますし、趣味の話もします。食べる話なんかしますと、非常に調子に乗ってきて、僕そこの店で、「一遍ここワニおいたらどうな?」と。僕、ワニ食べたことがあったんで言いますと、そこの人も面白いんで、「じゃ、ワニ置こか!」と。その代わり「一通り食べたらもう飽きてくるんで、辞めなさいよ」とコメントしておいたんですけれども、しばらくして行ったら、「続いて売れるんで、ずっとやります」ということでそこワニやっています(笑)。最近は調子づいて、エミュー(笑)、ダチョウとカンガルーも売っています(笑)。そんな話もしたら、釣りの話をしたら、酔った馬力で、すぐ約束して、今度一緒に行きましょか?ということになって、船に乗せてもらって釣りに行ったりします。そんな付き合いをしていますと、良いこともあります。というのは、日本臨床整形外科の会長が釣り好きで、ちょっと和歌山に釣りに行きたい、ということで、他府県からわざわざ来たときに、そういう友達に頼みますと、釣り場の一番いいところ取ってくれたり、船に乗せていったり、こちらはただでええ恰好できます(笑)。向こうの趣味あっても、付き合いが無くて、ダメなときは、こっちが招待することも出来ます。私、相撲取りと心やすいんで、相撲の話が出ますと、好きな人を朝げいことチャンコに連れていったりしたら物凄く喜びます。これもまたうまいこと住民利用する訳ではないんですけれども、私、おだてられて、大関栃東の後援会、和歌山と海南市の後援会してますと、知人、友人は勿論ですけれども、患者さんとか地域の人が誘い合って来てくれて、何故かその時、知事の奥さんとか和歌山医大の教授の奥さんなんかも来てくれましたけれども、100人余りすぐ集まりました。そんな良いこともありました。それから、まあいろいろあるんですけれども、去年久しぶりに、昔行ったスナックに行きますと、「うちの娘、世話になりました。有難うございました。」と。いっこも覚えていません。そしたらやっぱり、朝の6時30分頃ギックリ腰になって、治療して、治して・・その時うまいこと治ったんですね?滅多にないことです(爆笑)。「ゴルフ場に勤務して間がないときだったんですけれども、仕事出来て助かりました。有難う。」と。すると今度は家内がものすごく偏屈の板前がいて、だけど串カツは物凄く旨いんで、「いらん事言わず黙ってそーっと食べて帰ろう」と行ったら、向こうから挨拶してくれて、「何で知っているの?」と言ったら、「夜中に先生に頭縫ってもらった。」(笑)それで直ぐに仲良くなりまして、一杯美味しい酒飲ませてくれて。まあそんなこともありますし、話したら悪いこと一杯あるんですけれども、そんなことやってますと、結局は地域の医療を支えているというような、偉そうなこともありますけれども、自分の生活が豊かになります。これが有床診療所の医者の特権だと思いますんで、地域の医療を支えてやっていくという、5つの機能もありますけれども、自分の生活も充実させるというようなこともあります。そしたら、私がそんな風に付き合っていますと、従業員も付き合って、従業員も患者さんの家に行って酒飲んできたり(笑)、僕の友達と焼き肉、事務所の人と食べに行って、後で聞くと「焼肉屋に行くよりステーキ屋に行ったほうが安く付いた。焼き肉食べるのビックリした!」と(笑)。従業員も楽しめますので、有床診療所、苦しいですけども人の為にもなるし、自分の為にもなるんで、どうぞ皆様これからも続けていってもらいたいと思います。年寄りの寝言で御座います。最後に、「病気になったらどうするか」といって散歩していますと、「先生、脳梗塞は あせったらいけないよ。ゆっくりやりなさいよ。」と、最後に「お大事に」。(拍手)
大学病院では気づきませんでしたが
青木先生と出会って、初めて
現在に「赤ひげ」が実在することに気づきました。
有床診の先輩には「赤ひげ」が沢山います。
有床診はどこも赤字経営で、大変だけど
お金などには換えられない
「有床診の神髄」を
「赤ひげ」から教わり
有床診を継承しました。
私は「赤ひげ」にはなれませんが
少しでも青木先生から教わったことを
次世代に伝えるのが
務めであると考えています。