2月25日、県医師会において県医師会有床診療所担当理事の方々と
本会から提出した有床診療所部会設立要望に向けての
第1回目の話し合いが持たれました。
今後、県医師会内に委員会を設置し、
検討することとなりました。
詳細を会員の皆様に2月29日付でFAX致しますので
ご一読頂き、
ご意見・ご要望がございましたら、
当院(会員事務局)までFAX願います。
FAX番号:0739-22-0538
今年
当医療法人は
全国有床診療所連絡協議会の総会で
毎年学んできた事を
実行に移し
新たな事業展開を予定しています。
きっと有床診と相性が良い筈。
詳細はまた後ほど・・・。
ちなみに灯篭泥棒ではありません(笑)↓
(リサイクル利用の為、確保)
先日、県医師会有床診療所部会設立の要望に対する初めての折衝が和歌山県医師会で持たれ、今後委員会を設置して検討していくこととなった。
そして県医師会担当理事の先生方との話し合いの中で判明したこと。それは県医療行政に地域有床診の声を反映させる為には、法人格を有する団体から要望を提出しないと行政の誠実な対応は得られない。つまり、法人格を有する県医師会を通じて要望を出すか、任意団体である県有床診療所協議会の法人格取得が必要ということ。
有床診が永らく医療政策から取り残され、減少の一途をたどった原因の一つは、地域有床診の声を恒常的に医療行政に訴えるルートが確保されてこなかった点にある。
行政は法人格を持たない団体からの要望に対しあまり誠実な対応を取らない傾向にある。たとえば、法人格をもつ団体からの意見に対しては書面での正式な回答がなされるが、法人格を持たない団体からの意見に対しては、ほとんど対応がなかったり、口頭や電話での簡易的な返答に留まる場合が多く、あまり満足な回答は得られない。事実、法人格を持たない和歌山県有床診療所協議会からの直接の要望に対し、県庁はほとんどアクションを起こさなかったが、法人格をもつ県医師会経由で要望した途端、正式な書面での対応を得ることが出来た。中央では、法人格を持たず単なる任意団体である全国有床診療所連絡協議会は行政への要望を一般社団法人である日本医師会を通じて行ない、効果を上げているが、地方において今後、都道府県が主体となって進められる地域医療構想に県下有床診療所の意向を反映させていくためには、任意団体である県有床診療所協議会からの要望では、誠実な対応が得られにくい。そこで中央を見習い、県有床診療所協議会が県医師会を通じて県庁に要望を伝えるシステムが必要となる。その場合、県医師会内に有床診療所からの要望に恒常的に耳をかたむけてくれる窓口を常設頂く必要がある。只、県医師会は事務局を含めとても多くの事に対応しており、なかなか有床診の声に一々対応していくことは困難である。現時点で県医師会担当理事がしっかり対応してくれているものの、担当理事が変わると、これまで通り対応頂ける確証はない。実際、つい最近担当理事退任に伴い担当者が不在となり、窓口が消滅していた。そうした状況に陥ると、また有床診が医療行政の政策から取り残される危険性がある。そうした事態を防ぐ為には、県医師会傘下に有床診療所協議会を活動母体とする有床診療所部会を設立し、有床診のことは有床診自身の手で検討し、和歌山県医師会の名を冠する有床診療所部会名での行政への折衝ができる体制を恒常的に確保する必要がある。また、和歌山県有床診療所協議会の法人化の可能性も今後検討する必要がある。
(文責:辻 興)
昨日の
みなべ梅林の様子
(自動車コース) ↓
2診
辻 啓次郎 医師の
外来診療時間は
月・水・金曜日の
午前9時~午前11時
となっております。
宜しくお願い申し上げます。