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12月4日は「有床診療所の日」

_2012.11.13

一般に、有床診療所には大きく分けて以下の5つの機能があると言われている。

①    病院からの早期退院患者の在宅・介護施設への受け渡し機能

②    専門医療を担って病院の役割を補完する機能

③    緊急時に対応する医療機能

④    在宅医療の拠点としての機能

⑤    終末期医療を担う機能

しかし、私は、この分類はナンセンスだと思う。

5つの機能に分類したのは、理解力に乏しく融通の利かない行政の理解を得る為の手段に他ならない。

小回りが利かない大病院とは異なり、院長の決断で地域の求めに応じ直ちに柔軟に対応できる有床診療所の機能は、決してこの5項目では収まらないし、収めるべきでもない。

有床診療所の真価は、こうした縛りなく、院長の自由に、その時、その場所での患者様やご家族のニーズに柔軟に対応できる点に尽きる。

つまり、有床診療所の真の機能は一つ

 

地域の求めに柔軟に対応できる「現代の駆け込み寺」としての機能

 

と私は考えている。

地域医療において小回りのきく柔軟性が、有床診療所の真の強みであり、時代とともに有床診療所の機能は進化していくものなのである。

有床診療所は、個々が、その地域の患者や家族の実情・多彩なニーズに合わせ、地域密着型医療施設として、その時代、その地域に欠けた不可欠な医療を補い、地域医療を支えてきた。

しかし、有床診療所の個性が地域によって大きく異なる為、行政にとって評価が難しく、画一的にしか評価出来ない官僚には厄介者であり、その結果、恐らく行政は有床診療所を潰しにかかったものと考えられる。理不尽に抑制された有床診療所入院基本料により、この20年で有床診療所の施設数も病床数も半減してしまった。

近年、ようやく有床診療所の地域医療に果たしてきた役割が日本医師会と厚生労働省に理解されてきたが、半減してしまった有床診療所の発言力は弱く、行政に無視されがちである。

全国の有床診療所は精神的、肉体的、時間的、経営的に大きな負担を担いつつ地域の為に、まさに「ボランティア」として孤軍奮闘してきたが、現代の理不尽な状態では後継者を擁立できず、人件費をまかなうだけの報酬も得られず、看護職員の確保も困難となり、このままでは恐らく絶滅するしかない。有床診療所を巡る最大かつ喫緊の課題は、入院機能の維持を困難にさせる「著しく低い有床診療所の入院基本料引き上げ」であるが、もはや行政の良識は存在するのであろうか?

速報:本日、インフルエンザA型が検出されました。

_2012.11.12

インフルエンザA型の陽性患者様が来院されました。

高校生の女性で、クラブ遠征での感染が疑われます。

皆様、感染予防の為、手洗い、うがいを徹底下さい。

また、マスク着用や、咳エチケットにもご協力下さい。

〈インフルエンザの疑いがある患者様へのお願い〉

①38度以上の発熱が認められる方はマスク着用の上ご来院下さい。

②来院後直ちにスタッフにお申し出下さい。別室にご案内致します。

〈入院患者様ご面会の皆様へのお願い〉

①発熱時や、体調のすぐれない時は入院患者様とのご面会をお控え下さい。

②入室時及び退出時は病室前のアルコール液で手指の消毒をお願い致します。

 

イソギンチャクのベッド

_2012.11.08

大のなかよし、イソギンチャクとクマノミくん。

波乗り

波乗り・その2

カエル

カオナシ?

発射10秒前

のりまき?(そろそろ限界)

今日はここまで、おやすみなさい。

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