最近、あまり話題に上りませんが
海外では、ビルの最上階のペントハウスや、リゾート地に
お洒落な屋外家具や植物を配置して
とても楽しい屋外空間を構築しています。
私もリタイヤしたら
小さなアウトドアリビングを作って
木陰で昼寝するのが夢です。
そのキッカケは
勤務医時代
大学病院の近くに
アウトドアリビングの本場、イギリスから
「コンランショップ」が進出してきたことに始まります。
伊勢丹のディスプレイには慣れっこでも
ウンベラータやシダ等の観葉植物を添えた
屋外家具の心地よいディスプレイには
当時、とても衝撃を受け、癒されました。
上層階にあった住宅関係のショールーム「OZONE」も含めて
仕事の息抜きに役立つ
オアシスでした。
10年程かけて、ベンチやテーブル、植木鉢や、観葉植物などをコツコツ集めて
東京の狭い住居を少しでも快適にしようと
小さなベランダを使って
色々試したりして。
田辺に帰る時も
植木鉢やベンチと共に帰って来ました。
そのせいもあって
「アウトドアリビング」という言葉には
とてもワクワクしてしまいます。
私のこれまでの
「アウトドアリビング(もどき)」試作品 ↓ ↓
第1弾:東京・浜田山のテラス
結果:リビングの延長として使えるが、狭くてお茶しかできない。
第2弾:田辺 南新万のテラス
結果:家族でようやくバーベキューが出来る広さ。
リビング直結で、L字の壁が風を遮ってくれます。
使い勝手は上々。
今回の中屋敷イストワールにおける
アウトドアリビングの
これがプロトタイプ。
第3弾:辻医院の屋上テラス
結果:6年前、辻医院建てかえ時も
アウトドアリビングにチャレンジしようと
ベランダより解放感があり、広さもあって、景色も良い
屋上にテラスを作ったのですが
何もさえぎるものが無いと、海風の影響を受けやすく
足元も不安定。
同線も悪い為、高齢者をお連れするのは困難でした。
第4弾目となる今回
最高にこだわったのは、
3階リビングの隣に直結した
「アウトドアリビング」の配置です。
第4弾:中屋敷イストワール3階「アウトドアリビング」配置図
花火大会が開催される南西方面は解放し
北東側はL字型の壁で遮り、風の影響を減らしています。
私にとって
これまでのリベンジ戦であり
初めての皆様への公開となります。
これなら
天気が良ければ
すぐに外に出られるはず。
今回
中屋敷イストワール建設を口実に(?)
理想のアウトドアリビング実現に
チャレンジすることとなりました。
結果は5月まで分かりませんが
「中屋敷イストワール」最大の目玉は
この眺めの良い「アウトドアリビング」です。
入居予定の皆様
心地よい晴れの日は
一歩テラスに踏み出して
一緒にお茶でもしませんか?
もちろんリビングからはバリアフリー。
USEN放送用の屋外スピーカーも完備しています。
↑ ↑ 中屋敷イストワール3階の南西側テラス
注)床の色は明るく変わります。
謝罪
屋外家具の搬入は、現時点で
5月の連休頃を予定しております。
(作っている南の島は、正月は長期休暇だそうです?(汗))
入所開始の5/1には少し間に合わないかもしれません。
Google MAPより
スタッフ募集のフライヤーには
「田辺市役所の裏すぐ」と記載されていますが
正しくは
「紀南文化会館の裏すぐ」です。
田辺郵便局から紀南文化会館、扇ガ浜海水浴場に向かう途中
左側に建設中です。
職員駐車場は「南方熊楠邸」の向かい右側。
徒歩3分です。
ご不明な点は
「中屋敷イストワール開設準備室」
℡ 0739-33-7332 迄
紙面の都合上
入居者募集広告には記載しておりませんが
介護サービスも全て施設内で提供させて頂く(注:特定施設許可申請予定)
「中屋敷イストワール」のエッセンスは
入居者誰もが利用出来る「共用部分」にあります。
その一つが、アスリート御用達の
個性的なマシンを揃えた
3階「フィットネスルーム」です。
紀南地方初導入となる、
「ホグレル・トレーニングマシン」
ベーシックシリーズ中心に8機種
導入致します。
私自身、神田の「ホグレルスペース」で体験した時
一見、これまでの「筋力トレーニングマシン」に似ているものの
実は、全く違ったコンセプトで開発された
紀南地方では見かけない
とてもユニークなマシンに感心して
その場で導入を決めました。
「筋力トレーニング」とは真逆の
①疲れず
②辛くなくて
③気持ち良く
④効果がすぐ実感できて
⑤クセになる(?)※(注:個人差があります)
面白い運動療法をご提案出来ると思います。
これならきっと
毎日続けられる筈。
以下、Hogrelのウェブサイトより要約
◆特徴:
従来の「筋力トレーニングマシン」とは発想が異なる
「動的ストレッチマシン」による柔軟性獲得。
◆効果:
腰痛や肩痛予防・疲労改善に効果的。
怪我をしにくいしなやかな身体を獲得出来ます。
◆従来の「筋力トレーニングマシン」との違い:
従来の運動療法は、筋肉に大きな負荷をかけて緊張させ、持続的に筋肉に力を入れ続ける「筋力トレーニング」が主流でした。しかし、筋肥大により筋肉が硬くなり、かえって関節が固まって、怪我をしやすい身体を生み出す結果になりました。
ホグレル・トレーニングマシンは、リラックスして、軽い負荷で肩甲骨周辺や股関節周辺の筋肉を繰り返し動かすことで、筋肉や神経への負担少なく、筋肉にストレッチをかけ、筋肉を柔軟にし、関節の可動域を改善し、機能改善、動作改善を行ない、怪我をし難い身体を作ります。筋ポンプ作用により血流が促進され、疲労の除去にも高い威力を発揮します。
従来のトレーニングではアプローチが難しかった、 インナーマッスルを効果的にほぐすことも出来て、無駄のない、しなやかな動きを獲得し身体バランスの向上、運動効率の向上が期待出来ます。
車椅子でご乗車頂く福祉車両は
何故か
デザインがモノトーンしか選択できず
ちょっとつまらないので
屋根とサイドミラーは特注して
ツートンカラーにしました。
注)アルミホイールはこの図面と異なり
通常色です。悪しからず。
また、施設のデザインも
改良の為の修正を行い
広告ポスター等に掲載されている
完成予想図(最初期の図面)からは
マイナーチェンジがなされております。
その為、入居ご希望の方は、是非
入居前に実物をご覧の上
ご納得の上でご入居願います。
例えば
北西部の壁面は
当初案では灰色でしたが
より落ち着いた雰囲気となる様
焦げ茶色に変更しております。↓ ↓
一方で
外壁の色は
当初案よりも
明るいイメージとなっております。↓ ↓
車両出入り口も
当初案ではシャッター式を想定しておりましたが
背の高い引っ越し車両や、
ごみ回収車両が通過出来ない事が判明した為
蛇腹型の自動開閉門に変更致します。
他にも
塀の仕様等々
細かな改良がなされております。
ご入居予定の皆様は
どうか実物をご覧になって
ご理解・ご納得の上
ご入居頂きます様
宜しくお願い致します。
今年も
永年、「紀伊民報」編集局長を務められている
石井 晃 氏 より
著書「水鉄砲抄」の最新版を頂戴致しました
(医院とサ高住用に3冊!)
早速、医院ロビーに2冊置かせて頂き
5月開設のサ高住「中屋敷イストワール」の
入居者様用書架にも
1冊置かせて頂きます。
「紀伊民報」のエッセンスが凝縮された
とても素晴らしい本です。
私たちの生活圏、紀南地方の出来事が
鋭い観察眼で分かりやすくコンパクトに
分析・解説されています。
関西学院では
石井氏のゼミの教科書になっているそうですが
紀南の私達にとっては
地域の将来を考える良い教科書となるので
是非、紀伊民報社から一般販売を!
と要望しているのですが
何故か非売品。
当院の患者様にとても人気のある本ですので
せめて御来院の皆様にお読み頂けます様
決してお持ち帰りなさらぬ様
宜しくお願い致します。
この本の内容について
「あとがき」より一部抜粋させて頂きます。
≪・・・例えば、福島第1発電所の破壊的な事故とその後の原発再稼働をめぐる問題、
あるいは沖縄の米軍基地をめぐる数々の問題、
あるいは強権的対話のない国会運営。
憲法よりも内閣の方が上にあるかのような行政運営。
そうした問題を前に、
新聞が権力監視の役割を十分に果たしているか。
読者の知る権利に応えているか。
僕は大いに疑問を持っている。
そして疑問を強く抱き締め、
和歌山県南部のローカル紙「紀伊民報」で週3回
「水鉄砲」という1面のコラムを担当し、
ささやかな水鉄砲を打ち続けている。
その1年間の集大成がこの本である。≫
・・・私も石井氏のゼミを聴いて
文章の書き方を習いたいです。