TEL. 0739 22 0534
Back to TOP

お知らせ

E-MAIL. info@tsuji-iin.or.jp

キャッシュレス決済

和歌山県有床診療所協議会会員事務局より会員の皆様へ

_2017.11.26

いつも当協議会運営に際しご支援を賜り感謝申し上げます。
11月29日に東京・日本医師会館で開催されました第3回全国有床診療所連絡協議会役員会、及び「有床診療所の日」記念講演会に参加致しましたので、先にお送りしました役員会報告に次いで、新たにまとめました「有床診療所の日」記念講演会の報告書を明日11/27FAX送信致します。以下ポイント一部抜粋します。

 

◎基調講演「離島医療39年、Dr.コトーと有床診療所の時代」
●講師:瀬戸上健二郎氏 御略歴
昭和16年鹿児島県東串良町生まれ。76歳。鹿児島大学医学部卒。薩摩川内市下甑手打診療所前所長。第5回日本医師会赤ひげ大賞受賞。
医療応需体制が未整備の離島に赴任後、昭和53年から平成29年3月末までの39年間にわたり、離島・僻地医療の充実と向上に尽力。救急医療体制の整備や本土と遜色なく医療が受けられるよう、がん手術や人工透析を行なえる体制を整えた取り組みは全国から高く評価される。医学生や臨床研修医も受入れ、人材育成にも貢献した。離島医療をテーマにした漫画「Dr.コトー診療所」(山田貴敏著)のモデルとなった。

 

●抄録より一部抜粋
振り返ってあの時代、昭和後半であり20世紀末でもあるのですが、日本の外科が見事に発展し花開いていた時代でもあったように思います。あの時代は何と呼べばよいのでしょうか。わたしは勝手にDr.コトー的外科の時代と呼んでも良いのではないかと思っているのですが自分で診断し、自分で麻酔をかけ、自分で手術する。私の大学で麻酔科が独立したのが昭和43年ごろで、麻酔医がいきわたるにはまだまだ時間がかかりました。あの時代、先輩たちのところの多くは有床診療所でしたが、県立病院や国立病院でも同じような状況で外科医は独り、そんな時代でした。漫画ではありますが、Dr,コトーはそんな時代の外科医の姿を映しているようにも思えるのです。つまりDr.コトーの時代は地域医療が面白かった有床診療所の時代だったと言っても良いのではないでしょうか。

 

◎シンポジウム「調査から見た有床診療所の現状と課題」

日医総研 江口成美氏

講演より一部抜粋「有床診療所入院患者の満足度は高い」
・入院患者(n=845)の満足度は高く、医師やスタッフの対応に満足と回答した患者は8割以上。
・患者と顔の見える関係が高い満足度につながっていると考えられる。
・入院医療費の「負担感が強い」と回答したのは5%で、患者の安心感が高いと思われる・
① 入院患者の満足度(n=845)
医師による診療・治療内容:86.7%
医師との対話:80.8%
医師以外のスタッフの対応:83.7%
食事の内容:69.1%
全体満足度:81.9%
② 入院医療費の負担感(n=845)
良心的:53.3%
どちらともいえない:15.6%
負担感が強い:4.9%
わからない:23.8%
無回答:2.5%
※時期や手法はやや異なるが、同じ設問について、病院(大病院、中病院、小病院)の患者の満足度(平成28年受療行動調査)よりも高い傾向がみられた。

 

◎シンポジウム「地域包括ケアシステムにおける有床診療所への期待」

厚労省医療課長 迫井正深氏

●診療科別・有床診療所が地域で果たしている役割・機能
・主とする診療科が「内科」「外科」の場合は、「在宅医療の拠点」「在宅・介護施設への受け渡し」「終末期医療」などの地域医療の割合が多い。
・主とする診療科が「産婦人科」「眼科」「耳鼻咽喉科」の場合は専門医療の割合が多い。
・主とする診療科が「整形外科」の場合は「専門医療」「在宅・介護施設への受け渡し」の割合が多  い。つまり有床診療所は診療科別にみると
・「内科」「外科」は主に地域医療
・「産婦人科」「眼科」「耳鼻咽喉科」は主に専門医療
・「整形外科」は地域医療と専門医療
を担っている。
●有床診療所の現状と課題について
・有床診療所は、医療法上、19人以下の患者を入院させるための施設(診療所)であり、病床を有するが、地域の医療ニーズに合致した医療を提供している場合、基準病床の特例として扱われる。
・施設数は約7600施設、病床数は約10万床であり、20年前と比較して半分以下に減少している。
・標榜診療科別にみると、内科が約4割、次いで外科、産婦人科、リハビリテーション科、整形外科、小児科、小児外科となっている。
・地域で果たしている役割については「専門医療」51%、「緊急時対応」46%、「在宅・介護施設への受け渡し」37%となっており、主に専門医療を担う診療科(産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科)と、主に地域医療を担う診療科(内科、外科)、双方の機能を持つ診療科(整形外科)に大別される。
・主に専門医療を担う診療科では、入院基本料の算定回数ベースで8割以上が「14日以内」であったが、主に地域医療を担う診療科では、入院基本料の算定回数ベースで半数以上が「15日以上30日以内」又は「31日以上」であり、約6割が75歳以上の患者であった。
⇒産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科など専門領域に特化した医療を提供する有床診療所については、そうした専門医療ニーズがある地域において、少ない人員体制で専門医療を効率的に提供可能な形態の一つとして今後も期待される。
⇒一方、地域医療を担う診療所については、周辺に病院や介護施設が存在しない医療・介護資源が乏しい地域での役割は引き続き重要であるが、近い将来、医療ニーズが減少することを踏まえると、医療から医療・介護の併用モデルへの転換も選択肢として考えられるのではないか。
●有床診療所の介護収入の有無と経常利益率
有床診療所の経常利益率を介護収入の有無別に比較すると、介護収入のある有床診療所の方が経常利益率が高い傾向がみられた。
【介護収入の有無別にみた有床診療所の経常利益率】
①全体(n=242):介護収入あり4.5%・介護収入なし3.0%
②内科(n=108):介護収入あり4.5%・介護収入なし2.7%
●有床診療所のモデル分析(未定稿)※中医協H29.11.7
主に地域医療を担う有床診療所⇒地域包括ケアモデル(医療・介護併用モデル)
モデルの位置づけ:医療と介護を提供
モデル分析:
・入院患者の年齢:相対的に高い
・入院患者の特徴:医療と介護のニーズを併せ持つ高齢者
・在院日数:相対的に長い
・総点数における各診療行為の内訳:入院料等の割合が相対的に高い
・主な入院診療報酬:入院料等
・病床稼働率:(休眠していない病床の)稼働率は高い
・典型的な診療科:内科・外科
主に専門医療を担う有床診療所⇒専門医療提供モデル
モデルの位置づけ:専門的な医療サービスを効率的に提供
モデル分析:
・入院患者の年齢:相対的に若い患者(ADLが自立している患者が多い)
・入院患者の特徴:専門的な医療ニーズのある患者
・在院日数:短期滞在(高回転型)
・総点数における各診療行為の内訳:検査・手術の割合が高い
・主な入院診療報酬:手術料
・病床稼働率:必ずしも高くない
・典型的な診療科:眼科・耳鼻咽喉科
⇒「専門医療提供モデル」については、入院診療報酬に占める手術料の割合が高く、専門的な医療サービスのニーズのある地域において、少ない人員体制で手術等の専門医療を効率的に提供するモデルとして今後とも役割が期待される。
⇒「地域包括ケアモデル(医療・介護併用モデル)」では、入院診療報酬に占める入院料の割合が高く、稼働する病床においては安定的な運営が可能である。一方で、施設として収益を確保するためには、施設全体の病床稼働率を上げることが必要だが、有床診療所の病床規模では、地域によっては病床稼働率を高く維持することは困難である。
●有床診療所の地域包括ケアモデル(医療・介護併用モデル)の具体例(案)
有床診療所の地域包括ケアモデル(医療・介護併用モデル)については、施設の空床利用や、病床の介護サービスベッドとしての活用などにより、医療と介護を組み合わせたサービスの提供が考えられる。
<地域包括ケアモデル(医療・介護併用モデル)の具体例>
医療サービス
・有床診療所
又は
・無床診療所

介護サービス
※(例:多様なサービスの組み合わせが可能)
・短期入所療養介護
⇒施設の空床を利用し、主にかかりつけ患者を対象として、医療ニーズを有する利用者への宿泊サービスを提供する
(診療所における短期入所療養介護は、医療法上の病床により提供されるものであるため、有床診療所との組み合わせで提供される)
・看護小規模多機能型居宅介護
⇒施設の空床を一部宿泊室に転換し、通所・宿泊・訪問(看護・介護)を医療機関併設の介護サービスとして提供
・介護医療院
⇒医療機関併設の介護医療院として、長期療養が必要な重度の要介護者に対応

和歌山県有床診療所協議会会員事務局より理事の皆様へ「アンケート(1)(2)」ご回答のお願い

_2017.11.25

いつも当協議会運営に際し多大なるご支援を賜り心より感謝しております。

現在、風神会計事務所に当協議会の一般社団法人化につきご指導を賜っているところでありますが、

間もなく当協議会の一般社団法人化設立手続きとしての「定款原案作成」「運営諸規定作成」「議事録等付随資料作成」等雛形が

風神会計より提示されます。これに今後修正を加えて確定し、設立手続きを実施、その後会員に移行頂く予定です。

この設立移行手続き業務は先の理事会で風神会計に委託することが確定しており、見積が風神会計から提示されております。

また、この法人設立過程で法人事務局を登録する必要があります。

これまでの任意団体では会長のクリニックが事務局を担ってきましたが、法人格を取得すると、書類管理等、雑務の増加が懸念されます。

法人移行後もこれまで通り、会長のクリニックは会員事務局として情報発信を行なう予定ですが、機械的な法人雑務は活動の妨げになります。

その為、風神会計にこの問題を相談しましたところ、法人事務局機能を風神会計が顧問として担うことが可能との返事を頂きました。

この顧問報酬の見積が風神会計から提示されております。

これら2点につき、理事の皆様に御意見を頂きたく、本日理事の皆様にアンケート(1)(2)をFAX送信致します。

アンケートにご回答の上、11月28日(火)までに会員事務局まで(FAX0739-22-0538)にて返送宜しくお願い致します。

尚、期日までにご回答が無い場合は、誠に勝手ながら、異論なしと判断させ頂きます。

どうぞ宜しくお願い致します。

和歌山県有床診療所協議会会員事務局より会員の皆様へ

_2017.11.24

いつも当協議会運営に際しご支援を賜り感謝申し上げます。

11月19日に東京・日本医師会館で開催された

第3回全国有床診療所連絡協議会役員会、

及び「有床診療所の日」記念講演会に参加致しましたので、

まずは役員会の内容をご報告致します。

(本日、FAXにて全会員の皆様に送信致します)

尚、兵庫県有床診療所協議会の市橋会長と、滋賀県有床診療所協議会の神野会長と共に

現在近畿ブロックの連携を図っており、先の和有協総会誌と有床診療所の日ポスターを進呈致しました。

現在総会を開いているのは3県のうち和歌山だけの様ですが、

兵庫県は来年から活動再開する予定とのことです。

今後合同で研修会などを開催出来ればと協議中です。

また、当協議会の一般社団法人化の準備を只今風神会計事務所と進めておりますが、

予定が遅れておりますので、12月7日の「設立記念コンサート&ディナー」は

来年設立後に開催延期となりました。本当に申し訳ありません。

風神会計に修正頂いている法人の定款等の草案がほぼ完成しており、

今後まずは三役の皆様に配布して御意見を頂き修正を加えた上で、

会員の皆様に御覧頂く予定であります。

その後、先に法人を設立し、会員の皆様に移行頂く予定です。

届出の必要な法人事務局は今後の利便性を考え和歌山市を予定しておりますが、

法人化すると必要書類の保管等、専門的管理を要する為、

これまでの様に会員のクリニックに事務局を設置するのではなく

和歌山市・風神会計事務所に事務局設置と一般社団法人継続に必要な業務を委託した方が

良いのではと検討中であります。

近く理事の皆様に風神会計事務所との契約見積案を配布致しますので

御意見を頂きたく存じます。

法人化後も会費の値上げは行わない予定です。

以上ご報告致します。

御意見等ございましたら会員事務局(FAX0739-22-0538)までご連絡願います。

レアンドロ・エルリッヒ展@森美術館

_2017.11.20

日曜日、全有協役員会が東京であったので

折角なので

前日夜の飛行機で上京して

「レアンドロ・エルリッヒ展:見ることのリアル」

を見てきました。

飛行機到着40分遅れで

六本木ヒルズのチケット売り場に着いたのが

午後10時閉館の40分前(汗)。

あと10分で入場アウトでした。

因みにこの日は展覧会初日。

時間が無いのに写真など撮ってる私(笑)。

この展覧会も撮影・利用が可能とのこと。

(後に掲載する但し書きが必要ですが)

最近の現代美術展の傾向です。

↑ ↑ 下の揺らめいている部分も作り物。水面は存在しません。

↑ ↑ ホーンテッドマンションの進化版みたい。

↑ ↑ ブラインドの隙間から

↑ ↑ クールで好き。

↑ ↑ ???

踏んづけても壊れない様に

窓ガラスなどはガラスブロックで

製作している様です。

観客参加型のインスタレーションが多く

とても楽しめます。

展覧会パンフがまだ完成しておらず

タイトルが分からないのが残念。

(来年1月に郵送下さるとの事)

必要な但し書き:

作家名:レアンドロ・エルリッヒ

これらの写真は「クリエイティブ・コモンズ表示-非営利-改変禁止2.1」ライセンスで

ライセンスされています。

来て良かった(笑)。

とっても楽しい現代美術展。

森美術館の企画はポップなものが多いです。

夜更かしにオススメです!

 

中屋敷イストワールのクリスマスツリー

_2017.11.15

今日は診療が終わってから

イストワールの

各フロアキャラクターに合わせて

クリスマスツリーをコーディネートしました。

1階ロビーは赤色

2階廊下は金色

3階ラウンジはレインボーカラーです。

いずれも高さ2.1mありますが

すっぽりと収まってしまいました。

今年は新調したばかりですので

アレンジは加えず

標準オーナメントによる装飾で

お楽しみ下さい。

 

入居者の皆様は

どれがお好みですか?

 

少しずつ

理想とする

終の棲家に近づけていきたいと思います。

中屋敷イストワール「公式パンフレット」完成!

_2017.11.13

イメージカラーのチョコレート色が

とても美味しそう!(笑)↓ ↓

ラカンに製作をお願いしておりました

中屋敷イストワール「オフィシャルパンフレット」が

この度完成致しました。

 

これまで配布させて頂きました

B5判、4ページの仮パンフレットと異なり

こちらはA4サイズ、12ページの豪華版です。

↑ ↑ ラカンのデザインセンスが遺憾なく発揮された見開きのイメージ図。

今後、この温かい施設のイメージを

大切に育てていきたいと思います。

 

外科内科辻医院のロビー等に置いてありますので

ご自由にお取り下さい。

 

次は

いつもお世話になっている

てらもと玩具店様に御準備頂いた

クリスマスツリーを

イストワールに投入致します。

※現在、ツリー設置場所にコンセントを増設手配中です。

3本とも高さ210cmのビッグサイズ。

グラスファイバーで光ります。

各階のイメージに合わせたツリーを設置致しますので

ピッタリ調和するか

乞うご期待!(笑)。

WEB予約

WEB問診票

医療法人 外科内科 辻医院

一般病床・医療療養型病床

和歌山県田辺市上屋敷3丁目11番14号 TEL.0739-22-0534 FAX.0739-22-0538