TEL. 0739 22 0534
Back to TOP

お知らせ

令和元年度第25回和有協情報交換会 会長挨拶

_2019.08.25

皆様、こんにちは。
本日は和歌山県医師会の上林副会長はじめ、来賓の皆様方、そして各有床診療所の皆様方におかれましては、ご多忙な中、令和元年度和歌山県有床診療所協議会・情報交換会に御参加頂き、心より感謝申し上げます。平成6年に設立された当協議会は今年で25年、4半世紀を迎えます。皆様の永年の御協力に感謝申し上げます。
さて、団塊の世代が全て後期高齢者となる2025年まで、残すところ、あと6年。地域医療構想実現に向け、病床削減が進まない場合、県知事は公的医療機関への病床削減勧告が行えます。一方、民間医療機関は勧告の対象でなく、有床診療所は院長が高齢で休床中でも、子供が帰って来たら再稼働の予定であると突っぱねればよいと、日医有床診療所委員会は述べています。有床診療所の2025年以降への道は開かれています。
有床診療所は病床の担う役割も、入院基本料も、病院とは異なります。有床診療所の入院基本料は病院と比べ最低でも1日5000円安く、入院1人1日当たり1865円の赤字です。それでも外来収入で穴埋めし、かかりつけ患者様の要望に応えて病床運営しています。「入院費が高い」という病院と混同した費用評価は当てはまりません。その上、有床診療所は開設費用も安く、高齢化率日本一の秋田県では、開設費用の安い有床診療所を政策的に作り、地域医療介護総合確保基金をその調査費として手当てしています。有床診療所は、コストパフォーマンス最高の入院施設であり、持続可能な地域医療実現の為に、とても貢献しているのです。
働き方改革が叫ばれる今、家族の付き添いを必要とする在宅医療は、日本の労働人口低下に直結します。在宅では効率が悪く、手間も費用も掛かりすぎる、そうした症例にこそ、安価な入院施設、有床診療所を政策的に有効活用すべきです。在宅医療の費用対効果を厚労省はしっかり評価すべきです。また、有床診療所の入院患者満足度は病院よりも高いと、平成29年度の日医総研調査で証明されています。かかりつけ医が在宅から入院まで継続一貫して対応するアクセス最高の有床診療所は、患者様の安心感につながります。患者満足度が高く、アクセスがよく、コストパフォーマンス最高の有床診療所は、もはや地域包括ケアシステムにおいて無敵の存在です。時代が令和に変わり、この少子高齢化によるダウンサイジングの時代、小規模故に環境変化に柔軟に対応出来る有床診療所こそが、時代に即した最先端の医療システムなのです。
日本だけではありません。米国では近年、「マイクロ・ホスピタル」と呼ばれる小規模入院施設が増加していると、日医総研の江口部長が述べています。その理由は、①住民の医療へのアクセス向上、②良好な医師患者関係、③新規開設費用が低い、が理由だそうです。もう、お分かりだと思います。日本の「有床診療所」こそが、「元祖・マイクロ・ホスピタル」であります。
しかし「有床診療所」という名称が問題です。第二次世界大戦以降の、極めて長い歴史を有する「有床診療所」が、未だに市民権を得られていないのは、あまりに認知されにくい、この名前に問題があります。ですから私は、今こそ「有床診療所」という名前を放棄し、「マイクロ・ホスピタル」に名称変更し、古臭いイメージを一新すべきだと思います。2014年10月の第六次医療法改定において、医療法30条に「病床を持つ診療所」と書き込まれ、「有床診療所」と書かれていないのは、とても好都合です。
これまで我々は、有床診療所の減少を食い止めるために、ただ、「診療報酬改善」を求めてきました。しかし、有床診療所を正式に医療政策に活用頂く為には、存在意義を主張する必要があるのです。これから長期的に、有床診療所が地域において担うべき役割と必要数を明確に示し、その確保の為の施策を行政に求めていくのです。実はすでに、日医横倉会長より「中長期的に見た、地域における有床診療所のあり方」について、日医「有床診療所委員会」に諮問されています。将来の有床診療所のあり方について、2025年までの短中期戦略と、2040年までの長期戦略について「有床診療所委員会」で議論がなされています。2020年度診療報酬改定を踏まえ、既に7月18日付で「人材確保の観点を中心とした診療報酬改定、税制改正要望」をテーマとした短中期の有り方への中間答申が公表されています。次の課題はいよいよ2040年までの長期戦略です。急速に進む超高齢化・人口減少社会において、病院もダウンサイジングがなされ、それぞれの地域の医療需要を踏まえて、地域包括ケアシステムの中で、有床診療所はどのような役割を果たしていくのか?和歌山県の医療需要ピークは2010年。9年前に過ぎています。我々も和歌山各圏域で担う役割を真剣に考え、2040年までの長期戦略について議論を深める必要があります。
当協議会も法人化後1年半が経過し、ようやく運営基盤が出来上がりました。広報ツールであるホームページも充実してきました。次はいよいよ会員増強がテーマと考えます。有診が医療政策に食い込める様、発言権を増すには、やはり同胞を増やす必要があります。当協議会への入会メリットを明確にして、会員獲得の策を練り、実施していきたいと思います。そして当協議会執行部はまだまだ人手不足です。理事、監事として御協力頂ける皆様は、是非、お声をお掛け下さい。
今年は和歌山県医師会より上林副会長に御出席頂く事ができました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。今後とも御指導の程、宜しくお願い致します。
また法人事務局として多大なるご支援を賜っております、風神会計事務所、風神正典先生にもお越し頂きました。当協議会の経理部門への御指導や、総会や理事会、情報交換会開催への御支援に対し、心より感謝申し上げます。風神先生には、後ほど、10月からの消費税10%引き上げについてのご講演を頂きます。どうぞ宜しくお願い致します。
また、当協議会の広報活動において、ホームページ作成等、沢山の御支援を頂いております株式会社ラカン、朱 陽子先生にもお越し頂きました。今年はラカン監修の下、ホームページのダウンロード機能を活用した広報活動第一弾、「有床診療所の日・和歌山有床診療所ポスタープロジェクト」が実施されます。12/4の有床診療所の日に、会員一斉に自院が担っている病床機能告知ポスターを掲示頂き、広報活動を展開頂ければと考えております。会員の皆様の御協力、宜しくお願い致します。また、ラカン様には今後会員獲得のためのツール作成にも御協力賜りたいと考えております。
最後になりましたが、本日の会を通じて有床診療所に関する情報共有とアップデート、会員相互の親睦を深め、更なる県下有床診の一致団結が図れます様、皆様の御協力をお願い申し上げます。
本日は、どうも有り難う御座いました。

 

(文責:辻 興)

「令和元年度第25回和歌山県有床診療所協議会・情報交換会」へのご参加どうも有難う御座いました!

_2019.08.25

今年で25回目を迎える

令和最初の和歌山県有床診療所協議会・情報交換会ですが

皆様の御協力の下、昨日8/24、無事、終了する事が出来ました。

ご参加頂きました和歌山県医師会副会長 上林 雄史郎先生

素晴らしい御講演を頂きました、株式会社ラカン朱 陽子先生

そして 風神会計事務所 風神 正典先生

御協力頂きました風神会計事務所 馬谷 詩洋先生

運営の御協力を頂きました役員有床診療所スタッフの皆様

会場をご準備下さりました和歌山市医師会様

吉野シェフ、手島料理長はじめオテル・ド・ヨシノの皆様

楽しい懇親会をプロデュース下さりました勝田胃腸内科外科医院の皆様

一流の漫才を御披露下さりました皆様方

そして、会員の皆様、執行役員の皆様

 

どうも有難う御座いました。

来年も是非、皆様の御協力と御参加を

宜しくお願い申し上げます。

 

一般社団法人和歌山県有床診療所協議会

会員事務局一同

↑ すみません。↑

「並びに」がいらなかったかも・・・。

会員事務局の不手際で

多々行き届かない点がありました事

最後にお詫び申し上げます。

 

台風につき只今出入口閉鎖中です。

_2019.08.15

台風の接近により只今館内出入口全て閉鎖中です。

御用の方は自動ドア右横のインターホン

またはお電話:0739-22-0534にて御呼び出し下さい。

尚、明日8/16より当院は通常診療の予定です。

日本医師会「令和元年度有床診療所委員会中間答申」

_2019.08.10

和歌山県有床診療所協議会会員事務局より会員の皆様へ
(2019.8.16)             文責:辻 興

いつも当協議会への御支援心より感謝申し上げます。
平成30年10月31日に日医横倉会長より日医有床診療所委員会(齋藤義郎委員長)への諮問「中長期的にみた地域における有床診療所のあり方について」がなされ、これに対する日医有床診療所委員会の中間答申が令和2年度診療報酬改定を見据えて7/18にまとまり、8/2に日医より都道府県医師会長宛に送付され、8/10和歌山県医師会より当協議会に送付されました。和有協HP会員ページの「会員事務局発行資料アーカイブ」の「会員の皆様へ(日医令和元年度有床診療所委員会中間答申)2019/08/10」に掲載致しますので是非ご覧下さい。


日本医師会「令和元年度有床診療所委員会中間答申」(令和元年7月18日)

【目次】
1.はじめに
2.人材確保の観点を中心とした診療報酬改定要望
⑴ 2018年度診療報酬改定の評価について
⑵ 看護職員・看護補助者の確保について
1)看護補助者配置加算の引上げについて
2)介護福祉士等の処遇改善について
⑶ 医師の勤務負担の軽減について
1)複数医師体制の確保について
2)診療所医師事務作業補助体制加算の創設について
⑷ 重負担患者(認知症等)に関する評価について
⑸ 有床診療所が算定できない診療報酬について
3.その他の人材確保対策について
⑴ 地域医療介護総合確保基金等の活用
⑵ 市町村独自予算による補助
⑶ 看護職員の宿日直・夜勤について
⑷ 医師不足への対応
4.事業承継税制と税制要望
⑴ 個人版事業承継税制について
⑵ 医療法人の事業承継について
1)持分の定めのある社団医療法人を中小企業の事業承継税制の対象に加えること
2)持分の定めのある社団医療法人の出資評価の見直し
3)認定医療法人制度の適用期間延長について
5.おわりに

医療法人 外科内科 辻医院

一般病床・医療療養型病床

和歌山県田辺市上屋敷3丁目11番14号 TEL.0739-22-0534 FAX.0739-22-0538