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お知らせ

アニエス・ヴァルダの「百一夜」

_2019.03.30

大切においてあった1994年公開

アニエス・ヴァルダ監督の映画

「百一夜」パンフレット。

劇場で見てとても楽しかったので

後日、六本木の青山ブックセンターで

購入しました。

でも、残念ながら

この本屋さんも閉店し

ヴェルダ監督も

昨日、90歳で天に召されたそうです(涙)。

思い出とのお別れが

最近、増えてきました。

 

バブル時代の東京は、セゾン文化全盛でした。

池袋西武美術館(後のセゾン美術館)を中心に

現代美術が沢山紹介されていました。

現代美術大衆化の流れは、今は、森美術館等に引き継がれて

バンクシーやZOZOの前澤友作氏などが旗を振っているように思うのですが

でも事の始まりは、バブル期のセゾン

それも池袋の西武百貨店ではなく

渋谷のパルコや六本木のWAVE

これらの場所に現代美術の先端部分があった様に思います。

バブル時代だからこそ出来た採算度外視の

実に様々な実験的試みがなされていて

アバンギャルドでとても興味深いメディア文化が

次々と花開いていました。

赤瀬川源平のハイ・レッド・センターや

日比野克彦の日本グラフィック展には

私は渋谷パルコで出会いました。

でも、こちらはとてもポップ。

前衛的な映像と音楽、そしてサブカルチャーの発信源は

とんがった六本木WAVEが担っていて

とてもクールでした。

ジョン・ケージや武満徹といった現代音楽、マースカニンガム等の現代舞踏、

ダムタイプ等のメディアアートとは全てここで出会いました。

ダムタイプは

今日のプロジェクションマッピングに通じるマルチメディアを用いた芸術表現を

四半世紀も前に既に行なっていたと思います。

バブル時代には否定的な意見が多いけれど

現代美術をとても身近なものにしてくれた

とても素晴らしい時代。

 

バブル時代には

現代美術以外にも

過去の芸術遺産の発掘もなされました。

六本木WAVE内にあった

芸術書店のアール・ヴィヴァンと

小劇場シネ・ヴィヴァンが上手く連動して

ゴダールやジャック・リヴェット等

フランス・ヌーヴェルバーグの作家を積極的に紹介していました。

私がヌーヴェルバーグの映画を最初に見たのはここ。

四半世紀経った今でも

私への感化は続いています。

 

少し逸れますが

バブル時代は

CM全盛の時代でもありました

「タンスにゴン」のCM作家、故・市川準監督は

映画も撮っていて

CMのコミカルな作風と異なり

私には日本版ヌーヴェルバーグ映画でした。

どの作品にも

この時代のリアルな空気が感じられる繊細な描写があって

1987年公開の処女作「BU・SU」では

上京したての主人公の視点での東京の描写がリアルでした。

学校をサボり、街をさまよう麦子が

様々な人間模様をみて

最後に東京の終点六本木WAVEにたどり着くシーンには

学生時代、とても感化されました。

世の中には、いろんな人間がいて、みんな足掻きながら生きている。

「何をするにも人間、顔を上げないとだめなの」

この台詞は

この春、親元を離れ東京での生活を始める子供達に

贈りたい言葉でもあります。

 

バブル時代の六本木の雰囲気は

夜はギラギラして好みでは無かったけれど

休日の朝や昼下がりは

しっとりと落ち着いた空気が流れていて

観終わったヌーヴェルバーグ映画の続きのようで

好きでした。

でも、バブル終焉と同時にヌーヴェルバーグの街も消滅。

キラキラした六本木ヒルズは立派だけど

街を探索し発見する楽しみは失われました。

 

かなり寄り道(謝)。

この映画「百一夜」は

ミシェル・ピコリ演じるムッシュ・シネマの水先案内で

映画生誕100年の「おさらい」が出来る

絶好のオマージュ映画です。

マルチェロ・マストロヤンニをはじめ

私にとって豪華すぎるキャスト、大好きな映画が

これでもか!(笑)という程出てきて

本当にワクワクしました。

 

蛇足ですが

おそらく「百一夜」のごちゃ混ぜで賑やかな雰囲気が

中屋敷イストワールのコンセプト作りに悩んでいたとき

何故か思い浮かんで来て

そこからこの映画でも紹介されたフェリーニの

「8 1/2」キャッチフレーズに行き着いたのだと思います。

名前がイストワールとフランス語なのに、

キャッチコピーがイタリア映画と一致しなのには

こうした理由があります。

 

最後まで、脱線(謝)。

齢を重ねるとは

思い出とのお別れを重ねるという事なのでしょうね。

そして恐らく

自分の順番が回って来るまで

お世話になった方々を温かく見送ってあげるという事。

これが、これからの私に与えられた役割かなと

最近思います。

その為にも

有床診療所を軸とした看取り環境の充実を

更に進めたいと思います。

 

 

 

 

井澗松一先生 慰労会

_2019.03.28

新宮、田辺、御坊の各労働基準監督署において監督署長を歴任され

平成14年より田辺地域産業保健センターのコーディネーターとして

17年間の長きに渡り、田辺市・西牟婁郡医師会の産業医活動への

御指導、御助言、御支援を賜りました

井澗松一先生が、この3/31を以てコーディネーターを勇退される事となり

本日、田辺市医師会・西牟婁郡医師会共催で慰労会が開催されました。

この17年間、産業医研修会16回、実地研修会5回

井澗コーディネータ―のお陰で田辺・西牟婁郡医師会独自企画の

ユニークな研修会を毎年開催させて頂くことが出来ました。

特に平成25年度にコーディネート頂いた、

近畿自動車道紀勢線の見草トンネル工事の実地研修会はスケールが大きく

ディズニーシー「センターオブジアース」さながらの

巨大な高速道路トンネル掘削現場を体験させて頂く事が出来て

良い思い出となっております。

父と私2代に渡り、医師会産業保健担当を大過なく担って来れたのは

全て井澗先生の御指導のお陰でした。

これまでの御恩、親子共々心より感謝申し上げると共に

これからもカリスマ労務士として

辻医院、イストワールへの働き方改革への御指導

そして嘱託産業医先である多くの企業での御指導

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

また、上高地山小屋同窓会の会員として

これからも末永く家族付き合いをお願い致します。

 

写真家 松山啓一先生 写真集

_2019.03.27

辻医院と中屋敷イストワールに

沢山の美しい写真を御提供下さっている

写真家の松山啓一先生に

プライベートな写真集を頂戴しました。

一見、シンプルな装丁ですが

ページを捲ると

壮大で豊かで、そして繊細な自然の美しさが溢れる

いつもの品のある松山ワールドが広がっていました。

東山魁夷の日本画を彷彿とさせるようなワンカット↑

 

大学時代、山岳部に所属していた父は、永年、春と秋

外科医局とゆかりの深い大学付属上高地診療所で

ボランティア診療をさせて頂いておりましたが

ここは同伴者の宿泊にも対応していて

診療所勤務医はマイカーでの乗り入れも可能であった為

毎回、山好きの友人家族様にもご同行頂いて

山小屋ライフを満喫していました。

松山氏も7年間、撮影を兼ねて上高地にご同行下さり

楽しい一時を過ごさせて頂いたそうです。

因みに父と同じ外科医局員でワンダーフォーゲル部員だった私も

上高地診療所には夏休みに何回もアルバイトでお世話になっており

上高地はとても思い出深い大切な場所です。

 

この写真集があれば

上高地山小屋同窓会を開催するのに

余計な説明等不要です。

文字通りの

「思い出のアルバム」。

宝物が一つ増えました。

いつもの如く私が留守番しておきますので

また、是非

次は五千尺ででも

父と共に宜しくお願い致します。

 

※ 因みに

中屋敷イストワール2Fエレベーターホールに飾られている水彩画は

同じく上高地山小屋同窓会会員?

三谷昌平画伯による

上高地診療所風景。

 

私も将来子供とバトンタッチして

リタイヤ出来たら

上高地にスケッチ旅行に行きたい(夢)。

 

「2019年度 第1回一般社団法人和歌山県有床診療所協議会理事会」開催のお知らせ

_2019.03.16

いつも役員の皆様におかれましては当協議会運営に際し多大なるご支援を賜り心より感謝申し上げます。

この度、定款に基づく6月開催予定の社員総会(書面開催)及び役員選挙(理事及び監事)開催を控え、下記の通り2019年度第1回理事会を開催致します。

つきましては万事お繰り合わせの上、ご出席賜ります様、宜しくお願い申し上げます。

2019年3月18日

一般社団法人 和歌山県有床診療所協議会会長       辻  興

 

「2019年度第1回一般社団法人和歌山県有床診療所協議会理事会」

開催日時:2019年4月20日(土曜日)
午後5時~理事会
午後6時~懇親会(食事会:自費開催)

開催場所:「トラットリア イ・ボローニャ」
住所:和歌山市十番丁19 Wajima十番丁ビル5F
電話:073-422-8228

以上

※ 返信用紙にご記入の上、3月23日締切にて
会員事務局(FAX0739-22-0538)までFAXにてご回答願います。

※ 尚、やむを得ない理由において理事会欠席となる場合は
委任状を提出願います。

平成30年度第4回全国有床診療所連絡協議会役員会&有床診療所セミナー@品川

_2019.03.12

去る3月3日

東京・品川で開催されました

「平成30年度第4回役員会」と「有床診療所セミナー」に参加致しましたので

会員の皆様に報告書を3/11付で送付致しました。

鹿子生会長は

有床診療所の担う6番目の機能として

「医療と介護を一体的に提供する機能(仮)」

を提唱されました。

有床診療所を常にご支援下さっている

羽生田俊参議院議員も

駆けつけて下さりました。

全国協議会の一致団結

厚労省 医療労働企画官 兼 医療勤務環境改善推進室長の

安里加奈子氏による行政説明「働き方改革の動向と医療機関」

 

その他、盛り沢山。

情報量が多く、内容をまとめるのに時間が掛かり

報告が大幅に遅れました(謝)。

是非、詳細は報告書でご確認下さい。

和歌山県有床診療所協議会会員事務局より会員の皆様へ(2019.3.11)

_2019.03.11

当協議会運営に際し会員の皆様のご支援感謝申し上げます。
◆現在、「次期(2020年)診療報酬改定に対する要望事項の提出」の依頼が来ているものと思われます。期限内に是非、回答頂く様お願い申し上げます。また、出来ましたら、有床診療所「回復期リハビリテーション病床」創設の要望を提出頂ければ幸いです。
◆法人化により、今年6月に平成31年度の社員総会を予定しています。前々からお伝えしている通り、6月の社員総会は書面での開催とさせて頂き、例年通り8月に会員の皆様に参集頂く「情報交換会」を開催予定です。
◆また、6月の社員総会では、定款の定めにより、役員(理事・監事)選挙も行われます。こちらも書面での実施を予定しております。準備出来次第ご案内させて頂きますので、役員としての執行部参画を是非ご検討下さい。
◆2019年度和有協事業計画(案)を提示します。会員の皆様の御意見を会員事務局(FAX:0739-22-0538)迄お願いします(回答締切3/30)。

「2019年度事業計画(案)」

1. 県下有床診療所の一致団結を促し、各有床診療所が地域で果たしている役割の周知と、更なる有効活用に向けて、県民や行政に情報発信を行なう。

2. 全国有床診療所連絡協議会との連携のもと、次世代に継承・永続可能な有床診療所の経営環境を実現する為、果たしている病床機能に相応しい入院基本料引上げを求める。

3. 地域医療構想調整会議において、有床診療所特有の5つの病床機能の理解を促し、有床診療所の6番目の病床機能として、「医療と介護を一体的に提供する機能(仮)」の周知に努め、医療政策上の有効活用を促進する。また、貴重な医療資源である産科有床診療所の病床削減審議からの除外を促す。

4. 在宅復帰率において病院回復期リハ病棟と遜色の無い実績を上げ、入院基本料も安い有床診療所での回復期リハの周知を促す。また、有床診療所「回復期リハ病床」の創設を働き掛ける。

5. 有床診療所病床を用いた、より安全・安心なショートステイの周知を行ない、有床診療所の介護事業参入を促す。

6. 協議会ホームページを有効活用し、各会員の有床診療所が地域で担っている役割を発信し、12月4日の「有床診療所の日」記念行事等を用いた広報活動を促進する。

7. 本邦唯一の法人格を有する有床診療所協議会として、他の都道府県有床診療所協議会の法人設立の為の情報提供や支援を行なう。

8. 近畿ブロック会活動への参加と、協議会未設立の奈良県、京都府、大阪府への設立支援を行なう。

「水鉄砲抄2018」

_2019.03.06

今年も

「紀伊民報」編集局長 の

石井 晃 先生より

最新刊「水鉄砲抄2018」を

御寄贈頂きました。

内容も装丁も実に見事。

表紙絵は日本画家、黒川雅子氏。

水鉄砲抄の表紙絵で知ったのですが

とても現代的で品のある作品がブログで紹介されていて

ファンになりました。

(因みに、ご主人は直木賞作家、黒川博之氏)

 

・・・でも、私の写真では

椿の朱の可憐さや

端正な日本的装丁美は

正しく伝えられませんので(涙)

是非、当院ロビーとイストワール書籍コーナーで

実物を手に取って御覧下さい。

歴史の浅いweb様式が未だ持ち合わせていない

「書物」の良さを実感できます。

そして

ベテラン記者の鋭い視点を借りて

「西暦2018年」が当地方にとって

どの様な年だったのか

総括できます。

 

尚、非売品の貴重な本ですので

必ず返却下さい。

 

 

 

医療法人 外科内科 辻医院

一般病床・医療療養型病床

和歌山県田辺市上屋敷3丁目11番14号 TEL.0739-22-0534 FAX.0739-22-0538