お知らせ

平成28年度 和歌山県有床診療所協議会 事業計画

_2016.08.28

① 有床診療所に関する県下唯一の協議団体である当協議会は、安価で柔軟な地域の病床として地域医療を支える県下有床診療所の一致団結を推し進め、県下有床診療所に対する積極的支援と情報提供、意見集約を行う。そして、行政への窓口として働きかけを行なう。有床診療所の更なる病床機能向上、防災対策の充実に努め、安心の医療が提供される環境実現を目指す

② 次世代に継承・永続可能な経営環境実現を目指し、有床診療所の病床部門単独で経営が成り立つ安定した経営基盤実現に向け、有床診療所病床が果たしている病床機能に相応しい入院基本料や加算、算定要件獲得を求める。看取りまで担う有床診療所入院基本料が、介護施設入所報酬よりも安く抑えられている現状の見直しを求め、有床診療所入院基本料の最低1万円以上への引き上げを求める。

③ 地域医療構想実現に向け、県医師会や県医務課との連携強化に努め、病院とは異なる有床診療所特有の5つの病床機能の理解を促し、医療政策上の有効活用を促進する。その為の県医療行政への恒常的な交渉ルートとして、県医師会内部に有床診療所部会等の設置を働きかける。また、行政との交渉力強化の為、当協議会の法人格取得を目指す。

④ 県民や行政に有床診療所への理解を深めて頂く為に、12月4日の「有床診療所の日」記念行事やウェブ配信を用い、積極的な広報活動を行う。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

↑ 時間が押して、パニクっています(汗)

事業計画も欲張りすぎて長くなってしまいました(謝)

でも、どうにかクビにならず

やっと1年が経ちました。

この会は、私以外、皆、優秀なベテランですので

三役の誰が会長をやっても

現状より確実にグレードアップするのですが

それでも若輩者の私を立てて下さるのは

若手執行部を育てようとする

有床診諸先輩方の

親心です(感謝)。

有床診後継者の皆様

早く入会して、会長バトンタッチお願いします!(本音)

沢山勉強させて頂けます(本当)。

平成28年度和有協総会 会長挨拶文

_2016.08.28

2025年の地域医療構想実現にむけ、今年5月に和歌山県地域医療構想が策定され、いよいよこの9月から二次保健医療圏ごとに開催される和歌山県地域医療構想調整会議、別名「協議の場」に、県下全ての有床診療所が会員として参画することとなりました。県医療行政の施策に、有床診療所が正式に組み込まれるのは、私が6年前よりこの会に参加して初めてのことであり、大きな一歩であります。平成6年2月6日の設立以来、22年に渡り、多くの皆様に支えられ続けられてきた当協議会活動の集大成といえます。協議会活動にこれまで関わって来られたすべての皆様に心より感謝申し上げます。

 

しかし、これからが正念場です。皆様が参画される「協議の場」は、今後10年、皆様の病床の生き残りを賭けた舞台となります。県医務課が今年7月に作成した「地域医療構想実現にむけて」という資料によると2015年7月に県下に1万2千6百14床あった病床数を2025年には9千5百6床にまで減らすとあります。つまり精神科病床を除く県下の病床の内、4分の1の病床を今後10年間で閉鎖するというのです。「協議の場」における医療機関相互の協議によって自主的な病床再編を推進するとありますが、もしも病床削減が進まない場合は、県医療審議会への意見聴取の上で、県知事による医療機関への〈要請〉が行われ、従わない場合は「過多医療機能への転換中止」「不足医療機能への転換」「休止病床の削減」といった〈勧告〉がなされ、それにも従わない場合は「医療機関名の公表」「各種補助金や融資からの除外」「地域医療支援病院の不承認・承認の取り消し」といった〈措置〉までとられるのです。

 

ようやく行政の施策に組み込まれた、我々有床診療所は、個々の生き残りの為に、自らの病床の果たしている役割を「協議の場」で主張し、地域医療構想実現の為に不可欠な病床であると認めさせる必要があるのです。

 

生き残りの為に、我々有床診療所は2つの素晴らしい秘策を持っていると私は考えています。一つ目は病床削減政策の根拠である病床機能が、病院を主に想定した4つの病床機能でのみ語られているという事実にあります。病院は病棟ごとに機能がほぼ固定されており、この4つの病床機能のいずれかに、しっかり当てはまる為、過剰な病床機能を担う病院を中心に病床削減の標的となりやすいのです。一方、有床診療所は病棟ごとではなく、病床ごとに、個々の患者に応じて異なる病床機能を担っており、「高度急性期機能」は担えなくても、他の3機能を縦断的に担っており、一概に削減対象病床とは見なされにくいのです。また、有床診療所はこの4つの病床機能では適切に評価できず、有床診病床の存在意義を認めた厚労省は、有床診固有の5つの病床機能を別に設定しました。ほとんどすべての有床診療所は、そのうちの複数の機能を担っているとの調査結果が示されています。当然です。日医総研の江口成美氏らが現存する有床診療所が果たしている機能を調査し、5つの機能に分類出来ると確認した上で、それを有床診療所の担うべき役割、病床報告機能として厚労省に認めさせたからです。つまり、有床診療所はこれまで担ってきた病床機能を担い続ければ、有床診療所病床の役割を果たせる訳です。しかし、地域医療構想の病床削減政策の中で、この5つの有床診固有の病床機能は述べられていません。また、当初、和歌山県地域医療構想案にも有床診の5つの病床機能は記載されていませんでした。そして驚いたことに、地域医療構想の説明に来院した保健所職員すら、有床診の5つの病床機能の存在を知りませんでした。そこで、「協議の場」で有床診療所が、自らの果たしている病床機能を主張し易くする為に、当協議会は県医務課に要望書を提出し、和歌山県地域医療構想に「有床診療所の病床の担う役割について」として5つの病床機能を明記頂くことに成功しました。私の知る限り、近畿においてこの5つの病床機能が地域医療構想に明記されたのは、和歌山県のみです。これを有効利用頂くことが、我々の生き残りの為の1つ目の秘策です。

そして2つめの秘策を紹介します。

その前に、嬉しい話があります。7月に県医務課の地域医療構想の責任者と協議を持った際に、医療行政における有床診療所への印象として、「追い風が吹いている」と述べて下さりました。病院はおろか、介護施設の入所費用よりも安い、私たちを永年苦しめてきた「自他共に認める安すぎる有床診療所入院基本料」が、それを主張することにより、明らかに「免罪符」の役割を果たしているのです。有床診療所は施設基準が緩やかなお陰で、デイサービスと変わらない安い費用で看取りを含めた入院治療が提供できます。入院医療のコストパフォーマンスという点において永年経営努力を積み重ねてきた有床診療所は無敵であります。

「入院費が高いから病床削減が必要」という厚労省の建前が、有床診療所には当てはまらず、これを主張することで、有床診の病床を削減すべき理由は消滅します。この安い病床の有効活用こそが、持続可能な地域医療実現のカギになると、私は信じています。

在宅医療との互換性に優れ、安価であり、厚労省が主張し始めた、「支える医療」を担うのにも最適な有床診療所病床の増床こそが、医療経済的に、最も理に適った施策であるとの私の主張に、県医療構想担当者も理解を示して下さりました。もっとも、有床診療所の火を灯し続ける為には、せめて介護施設を下回る事のない最低1万円以上への「有床診療所入院基本料」への引き上げを認めてもらわないと、誰も後は継がないとの主張にも、県担当者は理解を示されました。

 

こうして、きちんと地域の為に努力してきた有床診療所は、病院病床よりも、この先の10年を生き延びやすいと私は信じています。

また、産婦人科の有床診療所病床に関しては、閉鎖の対象とすべきではないとの意見に、県医務課の理解が得られております。その上で、精神科病床と同じく、産婦人科病床も地域医療構想から除外すべきであると、意見を伝えておきました。

問題は、休床中の有床診療所です。後継者がいる等、明らかなビジョンを示さないと、存続が困難になると予想されます。

 

皆様にお願いがあります。奥前会長も訴えておられました。「数は力」です。当協議会にまだ入会されていない有床診療所がまだ半数存在します。その方々に皆さまは「協議の場」でお会いすることとなります。その際、是非、当協議会への入会をお勧め下さい。本日配布している資料に、当協議会が今、何を行っているか、詳細に記されています。これを持って、「協議の場」に御参加下さい。

 

本日の会が、有床診療所生き残りへの「決起集会」となり、2025年の総会で、また皆さまと、もしくは後継者と、「祝賀会」を開催することが出来ます様、より一層、当協議会活動を活性化出来ればと思います。最後に、引き続き皆様の御支援とご鞭撻を賜ります様、そして、出来ますれば、当協議会執行部に御参加頂きます様お願い申し上げ、私からの挨拶とさせて頂きます。本日はどうも有り難うございました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

※いつも諸先輩方に「挨拶が長くて難しい」と言われます(謝)

有床診のベテラン皆で若手(会長)を育てて下さります。

この様な会は他に無いのではないでしょうか?

心より感謝。

 

平成28年度和有協総会、無事終了致しました!ご協力頂きました皆様、本当に有難う御座いました!

_2016.08.27

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

お陰を持ちまして、今年も

和歌山県有床診療所協議会総会、講演会、情報交換会を

無事終了することが出来ました。

御協賛頂きました関西臨床検査総合研究所の皆様

御講演頂きました風神会計事務所の風神正典先生

御参加頂きました会員の皆様

そしてご協力頂きました各クリニックのスタッフの皆様

本当に有難う御座いました!

 

和歌山県有床診療所協議会

会員事務局

IMG_8273

今回は

いよいよ始まる地域医療構想を生き抜く

決起集会として

各有床診同志の親睦と

一致団結が最大の目玉です。

総会会場費を大幅に削減し

懇親会に会費を投入・還元致しました。

会場の「オテル・ド・ヨシノ」は

ロケーションもお料理も素晴らしく

勝田副会長の名進行と

ご準備くださったコンサートで

とても楽しい会となりました。

しかし、この会場、残念ながら

只今定員ギリギリです。

来年はもっと広い会場が

必要かもしれません。

来年のお勧めを募集中です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

青木敏名誉会長(左前)、講師の風神正典先生(右前)との記念撮影

スプリンクラー設置工事のお知らせ

_2016.08.21

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

只今、辻医院全館にスプリンクラー設置工事を行っております。

外来診療、入院診療を継続しながらの工事となりますので

大変ご不便をお掛け致しますが、

皆様のご理解の程、宜しくお願い申し上げます。

 

外科内科辻医院

平成28年度 第22回 和歌山県有床診療所協議会総会、講演会並びに情報交換会 次第

_2016.08.19

開催日:平成28年8月27日          (クールビズ開催)

Ⅰ.総会「和歌山市医師会大会議室」(和歌山ビッグ愛4F)【PM4:00~5:00】

1. 挨拶、紹介等;(司会 粉川 信義 副会長)

①会長挨拶(辻 興 会長)

②祝電御披露(粉川 信義 副会長)

2. 報告事項;(司会 粉川 信義 副会長)

①役員紹介(辻 興 会長)

②平成27年度事業報告(辻 興 会長)

③第29回全国有床診療所連絡協議会 静岡大会報告

第1日 (辻 寛 副会長)

第2日 (児玉 敏宏 副会長)

3.協議事項;(司会 粉川 信義 副会長)

①平成27年度 収支決算報告 (辻 興 会長)

②平成27年度 監査結果報告 (宮本 克之 監事)

③平成28年度 事業計画 (辻 興 会長)

 

Ⅱ.講演会「和歌山市医師会大会議室」(和歌山ビッグ愛4F)【PM5:00~6:00】

司会:粉川 信義 副会長

協賛企業挨拶:株式会社関西臨床検査総合研究所 前岩 良和 社長

(黒松 敏二 会長と共に総会・講演会への費用的・人的支援を賜っております。)

座長:児玉 敏宏 副会長

演者:風神会計事務所 風神 正典 先生

演題(1)「有床診療所のこれからの事業展開」

(参加会員毎に調査頂いたサ高住「介護圏調査レポート」を御提供頂いております。)

(2)「一般社団法人の運営について」

 

Ⅲ.情報交換会「オテル・ド・ヨシノ」(和歌山ビッグ愛12F)【PM6:00~8:00】

(司会・幹事 勝田 仁康 副会長)

1. 開会の挨拶 辻 寛 副会長

2. 乾杯 (木下 欣也 理事)

3. 演奏会(ハープ&フルート)

3. 閉会の挨拶 青木 敏 名誉会長

日没

_2016.08.11

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

「47都道府県医師会からの第29回全国有床診療所連絡協議会総会への派遣者数」

_2016.08.07

IMG_7415

※以下、総会誌公表の参加者名簿より算出

北海道ブロック:計5名

北海道医師会:5人

東北ブロック:計7名

青森県医師会:5名

岩手県医師会:0名

宮城県医師会:0名

秋田県医師会:1名

福島県医師会:0名

山形県医師会:1名(協議会未設立)

関東ブロック:計24名

茨城県医師会:5名

栃木県医師会:0名

群馬県医師会:1名

埼玉県医師会:6名

千葉県医師会:1名

東京都医師会:4名(協議会未設立)

神奈川県医師会:7名

甲信越ブロック:計0名

山梨県医師会:0名

長野県医師会:0名

新潟県医師会:0名

北陸ブロック:計1名

新潟県医師会:0名

富山県医師会:1名

石川県医師会:0名

福井県医師会:0名

東海ブロック:計30名

愛知県医師会:1名(協議会未設立)

岐阜県医師会:3名

三重県医師会:0名

静岡県医師会26名 ※開催県

近畿ブロック:計1

滋賀県医師会:0名

大阪府医師会:0名(協議会未設立)

京都府医師会:0名(協議会未設立)

兵庫県医師会:0名

奈良県医師会:0名(協議会未設立)

和歌山県医師会:1名:事務局員、総会のみ登録

中国ブロック:計14名

鳥取県医師会:0名

島根県医師会:3名

岡山県医師会:2名:懇親会にて和歌山と同席、県医師会で予算化されている

広島県医師会:4名

山口県医師会;5名

四国ブロック:計4名

徳島県医師会:3名

香川県医師会:1名

愛媛県医師会:0名

高知県医師会:0名

九州ブロック:計21名

福岡県医師会:5名

佐賀県医師会:4名

長崎県医師会:2名

熊本県医師会:5名

大分県医師会:4名

宮城県医師会:1名

鹿児島県医師会:0名

沖縄県医師会:0名

 

※近畿ブロックは和歌山県医師会からの1名(事務局員)のみ登録。

近畿の府県医師会からは本会に全く派遣されていないことがわかる。

 

20年前とは異なり、有床診療所病床が現在、法的に正式な病床としてカウントされているにも関わらず、

近畿の府県医師会は全国の有床診療所の現状を把握する唯一の機会である本総会に人員を派遣せず、

現状把握を行なっていないとすると、

そのような府県医師会が医療政策に参画し、地域の有床診療所を代弁して意見を述べるのは難しい。

地域医療構想も既に策定されており、病床削減が始まるこの時節において、

この事実は大問題です。

特に有床診療所協議会が設立されていない府県では、

有床診療所の先生方がどうなってしまうのか、とても心配です。

日本における入院システムの起源は小石川養生所をルーツとする有床診療所、

赤ひげの精神であることを

医師会が「かかりつけ医」を施策に掲げるならば

決して忘れないで頂きたい。

 

 

 

 

医療法人 外科内科 辻医院

一般病床・医療療養型病床

和歌山県田辺市上屋敷3丁目11番14号 TEL.0739-22-0534 FAX.0739-22-0538